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ポケドラSS

ゲーム系SSをまとめます

【ポケモン】リーリエ・マオ・スイレン「ヨウさん!誰にするの!?」

ポケモンサン&ムーン
2: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:02:08.58 id:xreir41Z0
――私が困っているといつも助けてくれた男の子。

スカル団に絡まれていた私を守ってくれて。

エーテル財団に捕まった私を助けに来てくれて。

日に日に彼へのその想いは強くなっていくばかりでした。

私はカントー地方へ旅立って離れてしまったけれど、会えないその時間も余計に彼への想いが大きくなって…

そして数年後、再びアローラに帰ってきて再会できて、本当に嬉しかった。

また彼と同じ時間を刻んでいけることが……

 

3: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:03:14.30 id:xreir41Z0
----メモリアルヒル----

ズドーーーーーン!

リーリエ「きゃああああ!」

デンジュモク「ビリビリビリビリ!」

リーリエ「このポケモンさん…?なんか、私のほうを見ると眼の色を変えて襲ってきてるような…!」

リーリエ「私もトレーナーになって…あのときとは違う…けど、こんなポケモンさんに勝てるような力はまだ…!」

デンジュモク「ビリビリビリビリ!」

リーリエ「あ…」

リーリエ(……ッ!)

リーリエ(ヨウさん…!)

 

4: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:03:46.43 id:xreir41Z0
ヨウ「………!」

リーリエ「あ…やっぱり…来てくれた…」

ヨウ「…………!」シュッ

ロトム「デンジュモクゲットロト~!ウルトラビーストの目撃情報をリラから聞いて、ここまで来てみたけど、間一髪だったロトね~」

ロトム「でも、まだウルトラビーストが残っていたとはロトね~あれで全部じゃなかったロト~」

リーリエ「あ…ありがとうございます……!」

ヨウ「…………」

リーリエ「無事でよかったって?はい…信じてました。きっとヨウさんが来てくれるって…」

ヨウ「…………」

リーリエ「…うん、でも怖かった…」ぎゅっ

リーリエ「もう少しの間、こうさせてください…///」

 

5: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:04:14.89 id:xreir41Z0
――釣られましたね。

私がそういうと、いつも彼は笑ってくれる。

好きだからこそ、いじわるしたくなる、そんな私のいたずらごころ

…ええ、別に変化技を先制で出せたりはしませんが。

せせらぎの丘での試練。奥まで誘導し、魚群のヨワシとママンボウのコンビネーションで破る。

彼もそのはずでした。

けど彼はそれもものともせず試練を突破したのです。私はその姿に心を奪われたのです…

 

6: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:04:46.26 id:xreir41Z0
-----海の民の村-----


ヨウ「…………」

スイレン「釣れませんねー」

スイレン「でも…」

スイレン「こうして…」

スイレン「ヨウさんと…」

スイレン「…………」

スイレン「好きですよ…?」

ヨウ「………!?」///

スイレン「私はヨウさんとまったり釣りをして過ごす時間も好きですよって言ったんですよ」

スイレン「うふふ、釣られましたね」

スイレン「わたしが作ったつりざお、ずっと大事に使ってくれるの…嬉しいですよ…」ボソッ

 

7: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:05:28.91 id:xreir41Z0
――あたしは料理を作るのが好き。

この人に食べて貰いたいって、そう思いながら作ればきっとおいしくなる。

今まではライチさんだったけど。

今は…

 

8: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:06:52.86 id:xreir41Z0
――ある日――


スイレン「あらヨウさん。奇遇ですね」

ヨウ「…………」

スイレン「え?卵の孵化の休憩ですか?」

スイレン「だったら私も。隣いいですか?」

ヨウ「…………」

スイレン「え?ちょっと近くないかって?うふふ、そんなことないですよ」

 

9: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:08:44.50 id:xreir41Z0
すみません、>>8はミスです

 

10: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:09:28.16 id:xreir41Z0
------バトルツリー------


マオ「ジュカインリーフストームよ!」

マオ「やたっ!これでスーパーマルチ50連勝よ!」

マオ「やっぱりヨウは強いわね!それに私たち、いいコンビネーションだと思わない?」

ヨウ「…………」コクッ

マオ「ねえねえ、お弁当作ってきたんだ。一緒にお昼にしない?戦ったらお腹すいちゃった。」

ヨウ「…………」

マオ「ふふっ、そんなにはしゃがなくても。」

マオ「でもそこまで喜んでくれるのはあたしも嬉しいかな♪」

 

11: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:10:38.50 id:xreir41Z0
――ある日――


スイレン「あらヨウさん。奇遇ですね」

ヨウ「…………」

スイレン「え?卵の孵化の休憩ですか?」

スイレン「だったら私も。隣いいですか?」

ヨウ「…………」

スイレン「え?ちょっと近くないかって?うふふ、そんなことないですよ」

 

12: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:11:58.04 id:xreir41Z0
――しばらくして――


マオ「今度は何を作ろっかなー。ヨウったら本当においしそうに食べてくれるんだもんなー」

マオ「あれ?」

マオ「あー!ヨウにスイレン!…ちょっとひっつきすぎじゃないかしら…?」

スイレン「…マオさん」

スイレン「……わたしの居場所はヨウさんの隣だから何の問題もありませんね」

マオ「…だったら私も反対側に座るわ!」

スイレン「あっ……」

マオ「ふふ…これでおあいこね…」

スイレン「…………」

 

14: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:14:16.21 id:xreir41Z0
――またしばらくして…――


リーリエ「この間またヨウさんに助けてもらっちゃいました…」

リーリエ「わたしもトレーナーになったことですし、守られてるばっかじゃダメだって、そう思ってるんでど…」

リーリエ「私を助けにきてくれた時のヨウさん、すごくカッコよかったです…」キラキラ

リーリエ「私が困った時には、やっぱりヨウさんは…ん?」

リーリエ(ヨウさん…こんなところにいたと思ったらスイレンさんとマオさんと一緒にいたんですね…)

リーリエ(それにしてもあの二人…すっっっごくヨウさんとの距離が近くないですか…!?)

 

15: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:15:19.43 id:xreir41Z0
リーリエ(ヨウさんの傍にいるのは私だけの特権なんです!こうなったら…!)

リーリエ「ヨウさん!アローラ!……マオさんにスイレンさんも」

マオ「…あらリーリエさん」

リーリエ「…二人ともヨウさんと何をしてるんですか?」

マオ「…ヨウとのんびりすごしているのよ。…ヨウの隣でね」

リーリエ「……だったら私も」

スイレン「…残念ですね、もうヨウさんの隣は埋まっています」

リーリエ「……分かっていますよ、だから私はここに座ります」

マオ(あっ!リーリエ、ヨウの膝の上に!)

スイレン(…しまった、その手があった…!)


ヨウ(……重い)

 

16: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:16:45.36 id:xreir41Z0
――別の日――


リーリエ(今日はヨウさんと二人きり)

リーリエ(プリンさんを見たいという私のおねだリーリエを聞いてくれて、二人で4番道路に来ています)

リーリエ(最近妙にヨウさんと一緒にいようとするあの二人もいません)

リーリエ(チラッ)

ヨウ「?」

リーリエ(手なんか…繋いでみたりして…)そっ…

スイレン「…あらヨウさん、偶然ですね」

リーリエ「…………」

スイレン「……させないですよ」ボソッ

リーリエ「……………………」

 

17: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:17:57.06 id:xreir41Z0
――そしてまた別の日――


スイレン(今日はぎんのおうかんを釣りたいというヨウさんと一緒に海の民の村に来ています)

スイレン(そう、これはデートです)

スイレン(釣りデートなんです)

スイレン(しかもただの釣りデートじゃありません)

スイレン(途中こっそり海の中にいる私のポケモンのあまごいで雨を降らせ、ヨウさんと相合傘です)

スイレン(////)

スイレン(コホン)

スイレン(この日のためにスイレン印の傘も自作しこっそり持ってきているんです)

スイレン(ヨウさんは普段雨が降ろうと傘もささずに平気で走ったりケンタロスにライドしますから、万が一にも傘を持ってきてるなんてことはありません)

スイレン(完璧な計算ですね)

 

18: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:18:48.41 id:xreir41Z0
スイレン「釣れませんねー」

ヨウ「…………」コクッ

スイレン(よし)

スイレン(そろそろかな)

スイレン(ランターン、あまごい)ボソッ


ザーーー


スイレン「あ、ヨウさん、雨が降ってきましたね(棒)」

スイレン「でも大丈夫ですよ、こんなこともあろうかと傘を持ってきているんです(棒)」

 

19: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:19:25.74 id:xreir41Z0
スイレン「ヨウさん、一緒に入りましょう」

ヨウ「…………」

スイレン「え?ヨウさんが持つって?…やっぱり優しいですね」

スイレン(完璧すぎる流れ…!せっかくだからもっと近づいて…)


?????「ラランテス!にほんばれ!」


ペカー


スイレン「………え?」

マオ「…あら、ものすごいいい天気なのにどうして傘なんて差しているのかしら?」ニッコリ

スイレン「…………」

マオ「…させないわよ」ボソッ

スイレン「……………………」

 

20: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:20:32.80 id:xreir41Z0
――またまた別の日――


マオ「ふーん、たまにゆきふらしの特性を持ってるロコンがいて、ヨウはそれが欲しいのね」

ヨウ「…………」コクッ

マオ「仲間を呼んだときにしか出てこないから、とっても貴重?」

マオ「うーん、まだまだ私にも知らないことがたくさんあるのね…」

マオ「うー、でもやっぱラナキラマウンテンは寒いわねー…」

マオ(そう、寒いのよ)

マオ(こんなに寒いんだもの、ヨウも寒くないわけがないわ)

マオ(今日ラナキラマウンテンにヨウが行くと知ってから徹夜で作ったこのマフラー)

マオ(隙を見てヨウに巻いて二人マフラーよ!)

 

22: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:21:31.50 id:xreir41Z0
マオ「ちょっと練習っと…」

マオ「寒いわねー、ヨウ(裏声)」

マオ「けどこうすれば寒くないわよ(裏声)」

マオ「よし!」

マオ「………ん?」

リーリエ「……………」

マオ「…あら」

リーリエ「…今日ヨウさんがラナキラマウンテンに行くのを知っているのはマオさんだけじゃありませんよ」

マオ「…へえ、私の邪魔をしようって言うの」カチッ

リーリエ「…邪魔だなんてそんな強い言葉を使うの、ちょっと余裕がなさすぎるんじゃないでしょうか?」カチッ


~~~♪ルザミーネ戦~~~

----------------------------------------------------
こいするおとめの リーリエが
しょうぶを しかけてきた!
----------------------------------------------------

 

23: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:23:16.03 id:xreir41Z0
リーリエ「ピクシーさん、小さくなるです!」

マオ「くっ!攻撃が当たらない!」


リーリエ「小さくなるを3回使った後は…コスモパワーです!」

マオ「このピクシー倒せそうもないんだけど!」


――そして――


マオ「……勝った!」

マオ「すっごい疲れたけど…」

リーリエ「…負けちゃいましたか」

マオ「…分かってるわよね?ポケモン勝負の勝敗は絶対!ここは退いてもらうわよ」

リーリエ「…仕方がありませんね」

リーリエ「…まぁ、今回の目的はマオさんに勝つことじゃありませんし」

マオ「…え?」

リーリエ「マオさんがピクシーさんに手間取っている間に、ヨウさんはゆきふらしのロコンさんをすでにゲットしましたよ」

マオ「…しまった!攻撃技がないと思ったら、ピクシーで時間を稼ぐ作戦だったのね!」

リーリエ「…うふふ」

マオ「……………」

 

24: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:24:57.96 id:xreir41Z0
――そしてそして別の日――


スイレン「へえ、こうして島中を探しまわって、ジガルデ…というポケモンのセルを集めてるんですね」

ヨウ「…………」

スイレン(はい、わたしスイレンでございます)

スイレン(前回の二人で相合傘、見事に妨害が入り失敗したわけですが)

スイレン(ここであきらめるわたしではありません)

スイレン(今回はヨウさんと雨宿り作戦です)

スイレン(今回は特性あめふらしニョロトノを使って雨を降らせます)

スイレン(またにほんばれによる妨害が入るかもしれません)

スイレン(しかし!今度はわたしの手持ちにはにほんばれとあまごい、ふういんを覚えたニャオニクス連れています)

スイレン(しかもこのニャオニクスいたずらごころで先制でにほんばれを封印してしまえるんですね)

スイレン(マオさんが現れたら、すぐにニャオニクスに交代)

スイレン(にほんばれを封印し、再度雨を降らせます)

スイレン(わたしはヨウさんと雨宿りを強行するというわけです)

スイレン(少々強引ですが…邪魔が入るのでこうでもしなければなりません)

 

25: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:25:51.11 id:xreir41Z0
スイレン(にほんばれでも晴れさせられないはじまりのうみを使えるゲンシカイオーガを持っていればよかったのですが)

スイレン(そんなものはないので仕方ありません)


スイレン「え?こんな地味なことに付き合って暇じゃないかって?」

スイレン「ふふ、こうしてヨウさんといろんなところに一緒に行くの、私は楽しいですよ」

スイレン(いい雰囲気になったところで…)

スイレン(頃合いですね)

スイレン「いけっニョロトノ!」


ザーーーー


スイレン「あ、ヨウさん、雨が降ってきましたね(棒)」

スイレン「でも大丈夫ですよ、ちょうどあそこが岩の陰になってて雨宿りできます (棒)」

スイレン「ヨウさん、一緒に入りましょう…ん?」

 

26: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:27:20.52 id:xreir41Z0
リーリエ「…………」

スイレン「…今度はあなたですか」

スイレン「…わたしとヨウさんの雨宿りの邪魔をしようって言うんですか?にほんばれで晴れさせようとしているなら無駄ですよ」カチッ

ロトム「ヨウは罪な男ロトね~」

ヨウ「…………」オロオロ

リーリエ「…にほんばれですか、まぁそれでもいいんですが」カチッ

リーリエ「キュウコンさん!」

スイレン「……!黄色いキュウコン!」


ペカーーー


リーリエ「…はい。アローラで見かけるキュウコンさんとは違って、カントー地方キュウコンさんです」

スイレン(別地方のひでりを持つキュウコン…!)

スイレン(くっ…盲点でした…)

スイレン(にほんばれ対策特化の攻撃技に乏しいニャオニクスだと、このキュウコンに勝てそうもありません…)

リーリエ「…スイレンさん、まだ諦めないんですか?」

スイレン「だったら、ニョロトノキュウコンを倒し、また雨を降らせる!」

スイレン(日差しが強い状態で威力が下がるとはいえ炎タイプには水技は抜群…行ける!)

スイレン「…仕方ありませんね」

 

27: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:28:10.84 id:xreir41Z0
----------------------------------------------------
キュウコン
Zパワーを からだに まとった!
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スイレン「あれは…!」

----------------------------------------------------
キュウコンが ときはなつ
ゼンリョクの Zわざ!
----------------------------------------------------

リーリエ「ブルームシャインエクストラ!」

スイレン「ああっニョロトノが!」

リーリエ「…勝負ありましたね」

スイレン「…………」


リーリエ「……ヨウさんと雨宿りするのは」

スイレン「…え?」ビクッ

リーリエ「私だけの特権です♪」ニコッ

スイレン「」グスン

 

28: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:29:28.60 id:xreir41Z0
――それから数日後――


リーリエ「ヨウさん、今日はマリエシティに行くんですか?」

ヨウ「…………」

リーリエ「そこでZカイセキを食べると、ハートのうろこ…という道具が貰えるんですか、なるほど」

リーリエ「その…良かったら私も一緒に行っていいですか?///」

ヨウ「………コクッ」

リーリエ(やったっ!)

マオ「聞いたわよ」

リーリエ「…あなた達ですか」

マオ「ヨウ、私たちも一緒にいいかしら?」

ヨウ「…………」コクッ

マオ「さすがヨウ!話が分かるわね!…ふふん」

スイレン「…ヨウさんとお昼ごはんを食べたい気持ち、スイレンにはよーく分かります」

マオ「ヨウがいいって言ってるのよ。まさか貴女がダメとは言わないわよね?」

 

29: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:30:14.70 id:xreir41Z0
リーリエ「………はい、みんなで食べたほうがおいしいですから」

スイレン「…………ですよね」

マオ「…………じゃあ行こうか!」

リーリエ「ふふっ………」

スイレン「えへへ………」

マオ「あははっ………」

リーリエ「………………」

マオ「………………」

スイレン「………………」

ヨウ(なんか怖い…)

 

30: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:30:55.66 id:xreir41Z0
ヨウ(逃げよう…)

スイレン「じゃあ、行きましょうか」ガシッ

リーリエ「…あっ…じゃあ私は左」ギュッ

マオ「……後ろしかないじゃない」ガバッ

ヨウ「…………」


逃げることはできない!

 

31: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:31:55.11 id:xreir41Z0
――そしてそして数日後――


スイレン「…あらヨウさん、偶然ですね」

リーリエ「…またですか?スイレンさん」

スイレン「今日は…リーリエさんとオハナ牧場でお散歩ですか…」

マオ「……あたしもいるわよ」

リーリエ「ふふっ………」

スイレン「えへへ………」

マオ「あははっ………」

リーリエ「………………」

マオ「………………」

スイレン「………………」

ロトム「またこの流れロト~…」

 

32: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:32:43.06 id:xreir41Z0
スイレン「…………!」ピコーン

スイレン「…ヨウさん、ちょっと離れててください。乙女の会話です」

スイレン「…せっかくちょうど4人いることですし、バトルロイヤルで決着をつけませんか?」

リーリエ「…バトルロイヤルですか?」

スイレン「勝った人が今日はヨウさんを独り占めです。邪魔はなし。」

マオ「…勝者の権利ってわけね」

リーリエ「…ヨウさんが勝った場合は?」

スイレン「…そこはノーカウントで」

マオ「いいわ。やってやろうじゃないの」

リーリエ「…ヨウさんを独り占め…」キラキラ

スイレン「…………」メラメラ

ヨウ「?」

 

33: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:33:54.78 id:xreir41Z0
-----バトルロイヤル-----

リーリエ「ヨウさんを独り占め…負けられません!」

マオ「勝つしかないわ!」

スイレン「こんどこそ雨宿りをするんです…!」

ヨウ(なんか怖い…)



※以下、ゲーム版の実際の手持ちやポケモンの習得技、技スぺ等の整合性が取れていない描写があります。ご了承ください。

 

34: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:34:38.06 id:xreir41Z0
リーリエ「ピクシーさん!ゆびをふる!ヨウさんのポケモンさんにヘビーボンバーです!」

マオ「ファイアロー!ヨウのポケモンにメロメロよ!」

スイレンドククラゲ…ヨウさんのポケモンにからみつく!」


・・・・
・・・
・・



リーリエ「ヨウさんのポケモンさんにのしかかり!」

マオ「ヨウのポケモンにゆうわくよ!」

スイレン「ヨウさんのポケモンにまきつく!」


・・・・
・・・
・・



リーリエ「じゅうりょくです!」

マオ「つぶらなひとみよ!」

スイレン「まとわりつく!」


ロトム「まずいロト~!ヨウのポケモンが3人に集中攻撃されてるロト~!」

ヨウ「…………!」アセアセ

 

35: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:36:26.40 id:xreir41Z0
リーリエ「てをつなぐです!」

マオ「あまえる!」

スイレン「とおせんぼう…」


・・・・
・・・
・・



リーリエ「なかよくするです!」

マオ「とびかかる!」

スイレン「ロックオン!」

・・・・
・・・
・・

 

36: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:37:31.52 id:xreir41Z0
マオ「結局勝ったのはヨウね!流石だわ!」

ロトム(そりゃあんだけ無駄な行動ばっかしてたらそうなるロトね…)

リーリエ「やっぱりヨウさんは強いんです!素敵です!」キラキラ

スイレン「はい、当然でございます」

ヨウ「…………」ゲッソリ

マオ「ん?…まって、あたしたち何か忘れてないかしら?」

リーリエ「ヨウさん…」キラキラ

スイレン「…………あ”」

マオ「そうよ!勝ったら邪魔なしでヨウを独り占めできるって話じゃない!」

スイレン「ヨウさんへのアピールに夢中ですっかり忘れてました…」

ロトム(あれアピールだったロトか…ヨウは絶対集中攻撃されたとしか思ってないロト……)

マオ「そんな…勝者の権利が…」

スイレン「ヨウさんを独り占め…」ガックシ

リーリエ「ヨウさん!ポケモンバトルのいろいろ、教えてください!」キラキラ

 

37: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:38:45.67 id:xreir41Z0
――それからしばらく時間が経ち――


マオ「…このままじゃ埒があかないわ」

リーリエ「…そうですね」

スイレン「…………」

マオ「ヨウのことなんだけど…多分二人も分かってるでしょう?」

リーリエ「…それはまあ」

スイレン「いつまでもこうやって牽制しあうのも、それはそれでいいんですけどね」

マオ「いつまでもハッキリしないヨウもヨウだけど、いつまでも今の不毛な関係を続けても誰も幸せにならないし、きっとヨウだってそれは望んでない」

スイレン「…つまり」

リーリエ「…淑女協定ですね」

マオ「そうよ。ヨウにハッキリと想いを告げる。そしてその答えに私たちは恨みっこなしで邪魔もしない」

マオ「…そろそろ決着をつけましょう。私たちの関係も。ヨウへの想いも」

スイレン「…いいでしょう」

リーリエ「……………」

スイレン「いつまでも…誰も幸せにならない……か」

 

38: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:39:28.39 id:xreir41Z0
-----オハナ牧場-----


マオ「やっぱりここにいたのね」

マオ「ヨウ!話があるわ。とっても大事な話が」

マオ「他の二人も似たようなことをあなたに言うでしょうけど」

マオ「ヨウが!あたしのことを大切に思ってくれてるなら!」

マオ「……シェードジャングルで…待ってるわ」ダッ

ヨウ「…………」

 

39: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:39:56.43 id:xreir41Z0
スイレン「…ヨウさん」

スイレン「せせらぎの丘に来てくれませんか」

スイレン「…もしかしたら、いきのいいかいパンやろうが…」

スイレン「…いえ、一人の男の子を待ち続ける、女の子が待ってるかもしれませんよ」

スイレン「…他に行きたいところがあるっていうなら」

スイレン「来なくても、怒らないですから」ダッ

ヨウ「…………」

 

40: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:41:48.07 id:xreir41Z0
リーリエ「ヨウさん…」

リーリエ「私…ヨウさんに言えなかったことがあるんです」

リーリエ「私がカントーに旅立つ前から…」

リーリエ「けど、ずっと伝えられないままでも、それはそれで仕方ないかなって…でも…」

リーリエ「私は…いいえ、私が待ってる場所は言いません」

リーリエ「もしヨウさんが私のところに来てくれるって言うなら」

リーリエ「きっと、私がいる場所は分かると思うから」

リーリエ「ずっと、ずっと待っていますから」ダッ


ヨウ「…………」

 

41: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:42:28.15 id:xreir41Z0
ロトム「なかなか大変なことになったロトね~」

ロトム「けどいつかはこうなると思ってたロト」

ロトム「ヨウもヨウロトよ~まったく」

ロトム「多分ヨウも気づいてると思うロトけど」

ロトム「誰かの一人に会いに行ったらもう後戻りはできないロト」

ロトム「今まであの三人と一緒に過ごしてきて」

ロトム「本当に大事だと思う人のもとに行くんだロト」

ロトム(はぁ…本当に罪な男だロト…)

ヨウ「…………」

 

42: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:43:37.51 id:xreir41Z0
――わたしは…トレーナーになって…ヨウさんと旅をしたいな…

ヨウ「…………」

――釣りをなさりたい気持ち…スイレンにはよーくわかります!!

ヨウ「…………」

――あたしはマオ!キャプテンしてまっす!

ヨウ「…………」


ヨウ「………………」


ヨウ「…………!」ピカーン

リザードン「グオオオオオ!」

 

43: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:52:09.59 id:xreir41Z0
-----ナッシーアイランド------


リーリエ「ヨウさん、来てくれますよね…」

リーリエ「それにしても…」


ペリッパー「グウワァッ!」

タマタマ「トゥテトゥテトゥテ」


リーリエ「スイレンさんやマオさんの場所に比べたらムードもなにもあったもんじゃないですね…」

リーリエ「でも…ここは二人きりで雨宿りした思い出の場所…」

リーリエ「ナッシーさんに驚いてヨウさんに抱きついたり、ヨウさんと一緒に旅がしたいって…告白みたいなことを言って…」カァァ//

リーリエ(結局…あれからこの気持ちは伝わらないまま、私はカントーへ旅立って)

リーリエ(会えない日々もずっと忘れられなくて)

リーリエ(また再会できたけど…まさかマオさんやスイレンさんまでヨウさんに想いを寄せていて…それでドタバタした毎日が過ぎていって…)

リーリエ「…………」

リーリエ「もう私の心はあなたのもの…」

リーリエ「ずっと…」

 

44: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:52:45.27 id:xreir41Z0
ヨウ「…………」ダッ

リーリエ「!?…ヨウさん…!?」

リーリエ「来て…くれたんです…ね…」

ヨウ「…………」コクッ

リーリエ「私…ずっと信じてました…だって…ヨウさんはいつも…わたしが困った時はいつも…いつもいつもいつも来てくれ…て…」グスッ

ヨウ「…………」

リーリエ「え?困ってなくたって傍にいるって?…ヨウさん…嬉しい…」ギュッ

リーリエ「もう少しだけ…こうさせてください…」

 

45: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:54:15.84 id:xreir41Z0
―――――――――――――――――


リーリエ「ヨウさん…私が前ここで言ったこと、覚えてますか?」

ヨウ「…………」

リーリエ「ヨウさん…覚えててくれたんですね…」

リーリエ「はい…わたし、ヨウさんと一緒に旅がしたいです…」

リーリエ「私の居場所はヨウさんの隣なんです。ずっと…そばにいさせてください…」ぎゅう

 

46: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:56:58.69 id:xreir41Z0
―――――――――――――――――


リーリエ「まずはシンオウ地方とかどうでしょう?」

リーリエ「ジョウト地方カロス地方もいいですよね!」

リーリエ「イッシュ地方ホウエン地方、二人で行くカントーってのも楽しそうです!」

リーリエ「そしてその後…世界中を旅した後も…きっと…」

リーリエ「いえ、絶対、楽しいことが、私たちを待ってますよね!」

 

47: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:57:46.67 id:xreir41Z0
――私が困っているといつも助けてくれた男の子。

一度は離れてしまったけれど。

今度こそずっとあなたのそばにいたい。

もう二度と離れない。

二人一緒に続いていくあなたとの物語。

ずっと、ずっと、ずっと……―

 

48: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:58:23.28 id:xreir41Z0
リーリエ「ヨウさん、ずっと一緒ですよ―」



―リーリエEND―


☆おしまい☆

 

49: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 01:59:37.87 id:xreir41Z0
------せせらぎの丘-----

スイレン「こうやってじっと待つの、釣りに似てますね…」

スイレン「となると、さしずめわたしが釣り人で」

スイレン「ヨウさんが魚…といったところでしょうか」

スイレン「あはは、こんな時なのに笑えてきちゃいます」

 

50: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 02:00:31.75 id:xreir41Z0
―――――――――――――――――


ヨウ「…………」ダッ

スイレン「…………!?」

スイレン「あらヨウさん、き、奇遇ですね」

スイレン「ひょっとしたら来てくれないんじゃないかと思ってましたが」

スイレン「あはは、弱気になってたんですかね、わたし」

スイレン「…でも、嬉しいですよ」

ヨウ「…………」

スイレン「え?私と釣りをする時間が一番好きだって?」

スイレン「…嬉しいことを言ってくれますね」

スイレン「いいですよ…」

スイレン「これからも一緒にのんびり釣りをして、まったりと過ごしましょう?」

スイレン「私、釣った魚にはちゃんとエサをあげるタイプですよ…ふふっ」

ヨウ「………?」

 

51: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 02:01:04.78 id:xreir41Z0
――わたしは大きい魚はなんども釣ってきたけれど。

彼はとても大きな大きな魚。

逃がしちゃうなんてもったいないです。

けど、本当に釣られちゃったのはわたしのほう。

でもそれを言うのは悔しいから、彼にはこう言うんです―

 

52: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 02:01:33.93 id:xreir41Z0
スイレン「ヨウさん、釣られちゃいましたね―」


スイレンEND―


☆おしまい☆

 

53: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 02:02:06.16 id:xreir41Z0
------シェードジャングル-----


マオ「はぁー…」

マオ「ヨウ…」

マオ「正直厳しいかな…」

マオ「あたしよりも…リーリエやスイレンのようなお淑やかなほうが…」

マオ「ううん!あたしはあたし!でも…」

 

54: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 02:02:41.89 id:xreir41Z0
―――――――――――――――――


ヨウ「…………」ダッ

マオ「…え?…ヨウ?」

マオ「来て…くれたんだ…」

ヨウ「…………」

マオ「私の料理の味が忘れられないって?」

マオ「…ヨウ」

マオ「あはは。男をつかむなら胃袋からって、本当だったのね!」グスッ

マオ「これからも…ヨウのために料理、作ってもいいのね!」

 

55: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 02:03:20.04 id:xreir41Z0
――あたしの料理をおいしいと言って食べてくれる…

あたしは、この人のために料理を作ってあげたいんだ

あなたの嬉しそうな顔が見たいから―

 

56: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 02:03:46.98 id:xreir41Z0
マオ「あなただけのマオスペシャル、これからずっと、毎日作ってあげるからね―」



―マオEND―


☆おしまい☆

 

57: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 02:04:21.74 id:xreir41Z0
おまけ・if


----エーテルパラダイス・保護区-----


グラジオ「…そんなことがあったのか」

グラジオ「それで、怖くなってオレのとこに逃げてきたっていうのか?」

ヨウ「…………」コクッ

グラジオ「…フッ あの3人より俺を選ぶっていうのか…憎い奴め」

グラジオ「だがお前とならそんな関係も悪くない」

グラジオ「…フッ 何ときめいてやがる、オレ」

 

58: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 02:05:05.18 id:xreir41Z0
グラジオ「またいつウルトラビーストや悪の組織の脅威がこのアローラを襲うか分からない」

グラジオ「けどお前とならどんな脅威にも打ち勝てる」

グラジオ「俺はそう思うんだ」

ヨウ「…………」コクッ

グラジオ「ああ!俺とおまえはずっと一緒だ!」

グラジオ「これからも俺とお前の二人でこのアローラを守るぞ!」


―グラジオEND―


☆おしまい☆

 

60: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/29(木) 02:06:40.39 id:xreir41Z0
おまけ・ifその2


----ヨウの家------

ロトム「本当にいいロトか?3人ともきっと怒るロトよ?」

ヨウ「…………」

ロトム「え?もう女の子が怖い、ボクしか信じられないって?」

ロトム「…ヨウは本当にしょうがないロトね、でもそんなヨウの傍にボクはずっといるロトよ!」

ロトム「ヨウが旅を始めた時からボクはヨウのこと見てきたロト!それはこれからもずっと変わらないロトよ!」


ロトムEND―


☆おしまい?☆

 

64: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/29(木) 02:23:44.35 id:sLcpe1F0o
乙、ハーレムED来るかと思ったけどそんな事はなかった

 

引用元: ・リーリエ・マオ・スイレン「ヨウさん!誰にするの!?」

【ポケモン】リーリエ「こんにちは、アローラのチャンピオンさん」

ポケモンサン&ムーン
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/27(火) 01:05:45.70 id:tY2OXUM80
ポケモンサンムーン(アニポケではない)のミヅキ×リーリエっぽい何か

※馬鹿話注意

2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/27(火) 01:06:40.28 id:tY2OXUM80
ミヅキ「……」

リーリエ「こうしてポケモントレーナーとして貴女と向かい合えたこと……とても嬉しく感じます」

ミヅキ「……」

リーリエ「今まで会えなかった分あなたにはお話したいこと、たくさんあります」

ミヅキ「……」

リーリエ「でも」

ミヅキ「……」

リーリエ「ポケモントレーナーとして、アローラのチャンピオンである貴女への挑戦者として……最初にやるべきことは一つ、ですよね?」スッ

ミヅキ「……ふふ」

 

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/27(火) 01:11:26.79 id:tY2OXUM80
ミヅキ「久しぶりだね、リーリエ。……いや、カントーの新チャンピオン」

ミヅキ「アローラのチャンピオンとして、この子たちと一緒に迎え撃たせてもらうよ」

ミヅキ「出ておいで、みんな!」ヒュッ

ボンッボンッ

リーリエ「……!そのポケモンさんたちは、島めぐりを一緒に行った……」

ミヅキ「うん、この子たちもリーリエを待ってたからね。そして、初めてアローラのチャンピオンとなった時にも一緒に戦ってくれた大切な仲間だよ」

リーリエ「アシレーヌさん、ルガルガンさん、ウインディさん、ジバコイルさん、アマージョさん、そして……」

『ラリオーナ!』

リーリエ「……ほしぐもちゃん」

 

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/27(火) 01:15:27.99 id:tY2OXUM80
リーリエ「はっきりと覚えてます、皆さんのこと」

リーリエ「貴女と一緒に戦ったポケモンさんたちは誰にも負けないくらいとても強くて……私も何度も助けられました」

リーリエ「でも、今の私にもカントーを旅した頼もしいポケモンさん達がついていてくれています」

リーリエ「簡単には負けませんよ?」

ミヅキ「うん。見せて、リーリエの仲間たちを。あなたが旅で身につけた力を」

リーリエ「もちろんです!」

ミヅキ「……」

リーリエ「……」

ミヅキ「……アローラのチャンピオンを賭けたポケモンバトル。ゼンリョクで――――」

リーリエ「行きます!」

 

5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/27(火) 01:19:44.69 id:tY2OXUM80
――――ずっと待ってた。あなたの帰りを。

――――ずっと会いたかった。再びあなたに。


ミヅキ「行っておいで、ほしぐもちゃん!」

『ラリオーナ!』

リーリエ「いきなりほしぐもちゃんですか……!」

ミヅキ「ふふ、この子が待ちきれないって言うからね」

リーリエ「それならこっちは……」

ミヅキ(レベルもばっちりだし並のポケモンじゃ勝てないよ?どうするリーリエ!)

リーリエ「お願いします、ミュウツーさん!」

ミュウツー『……』ボンッ

ミヅキ「」

 

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/27(火) 02:07:45.59 id:tY2OXUM80
ミヅキ「ちょっと待ってちょっと待って」

リーリエ「ミュウツーさん、だいも……何ですか?」

ミヅキ「いや何でミュウツー!?いきなり出て来ていいポケモンじゃないっていうか、どこでゲットして来たのその子!?」

リーリエ「えっと、ミュウツーさんは私がハナダシティのマサキさんを訪ねた時に出会って……」

ミヅキ「出会えるの!?ハナダシティで!?」

リーリエ「ええ、ちょっと道を間違えてしまいハナダの洞窟?に迷い込んだ時に」

ミヅキ「ちょっと道を間違えたくらいであんなとこに入って行けるわけないでしょおおおおおお!?」

リーリエ「そ、そう言われましても……」

 

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/27(火) 02:13:35.17 id:tY2OXUM80
ミヅキ(くう、抜かった!まさかいきなりミュウツーが出てくるなんて……しかも明らかに初手で大文字打とうとしてきたし不利過ぎる!)

ミヅキ(リーリエのことだから、てっきりライチュウとかピクシーみたいな可愛い系が出てくると思ってたのに完全に誤算だよ!)

ミヅキ(バトルツリーで勝ちぬいた子たちとまでは言わなくとも、旅パじゃなくてせめてウルトラビーストやカプたちを連れて来ていればこんなこことには……!)

ミヅキ「うう~……」

リーリエ「どうしたんです?早くバトルの続きをしましょう!」

ミヅキ「う、うん。それはそうなんだけど……」

ミヅキ(どうすればどうすればどうすれば)

 

10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/27(火) 02:16:33.08 id:tY2OXUM80
リーリエ「私は今日、あなたとゼンリョクで戦い」

ミヅキ(とりあえずほしぐもちゃんは一旦下げるとして……ウインディで大文字を受けるのが正解?)

リーリエ「そして勝ってみせるのです!」

ミヅキ(そこからフレアドライブなら何とか……)

リーリエ「私が勝った暁には、ミヅキさんは私のものになるのです……。そう、私だけのものに……ふふふふふ♪」

ミヅキ「……はい?」

リーリエ「ああ、ミヅキさん……♡今日この時を、私がどれほど待ちわびたことか……♡」ウットリ

ミヅキ「あ、あの、リーリエさん?何か様子が、というか私が何だって……?」

リーリエ「あれ、ククイ博士から聞いていないのですか?このチャンピオン戦で私が勝ったら、副賞としてミヅキさんを好きにしていい権利を貰っているのですよ」

ミヅキ「何それ!?思いっきり初耳なんだけど!?」

リーリエ「ああ、ミヅキさんが私のもの……何をしましょう……♪」

 

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/27(火) 02:20:25.60 id:tY2OXUM80
ミヅキ「くっ、ククイ博士!?どういうことですか!?」ピッピッ

ククイ『やあミヅキ、掛かって来ると思ってたよ。今は防衛戦の最中かな?』

ミヅキ「そうです、リーリエが来て……というかリーリエの様子がいきなりおかしいんですけど!」

ククイ『うーん、僕もその辺りはよく分からないんだけどねえ。四天王戦を前にリーリエが突然君を副賞に欲しいって言って来てね、てっきり冗談だと思ってたんだけど』

ミヅキ「冗談とは思えない表情ですよ!?あとパーティも!」

ククイ『あっはっは、本気だったんだね!まあ了承したら鬼気迫る顔で四天王たちを伝説ポケモンで一蹴してたからそんな感じはしてたんだけど』

ミヅキ「ちょっ、何で勝手に了承してるんです!?」

ククイ『大丈夫大丈夫、君なら勝てるさ!今まで防衛戦で一度も負けなし、バトルツリーでも200連勝したアローラ最強のチャンピオンじゃないか!』

ミヅキ「今日はリーリエとの対戦に合わせて手持ち変えてるんですってば!せめて仕切り直しとか、」

ククイ『はっはっは、無理無理!正直さっき会ったリーリエは凄く怖かったからね!僕にはどうにも出来ないから後は任せたぜチャンピオン!』ブチッ

ミヅキ「博士ーーーー!?」

 

12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/27(火) 02:23:29.11 id:tY2OXUM80
リーリエ「お話は終わりましたか?さあバトルを続けましょう!」

ミヅキ「えっと……あの、リーリエさん?」

リーリエ「何です?」

ミヅキ「今日のルールについて私ちょっと把握してなかったので、明日また仕切り直しとかにしない?あはは……」

リーリエ「ダメです!!!!」キッ

ミヅキ「ひっ!?」ビクッ

リーリエ「私がこの時を!!どれだけ待ったと思っているのですか!!!私はミヅキさんを今日手に入れるのです!!!!」

ミヅキ「お、落ち着いてリーリエ。さっきから様子が変だよ?」

リーリエ「大丈夫です!私は正気に戻ってます!」

ミヅキ「正気じゃない人のセリフだよそれ!」

 

13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/27(火) 02:28:25.39 id:tY2OXUM80
リーリエ「私はミヅキさんが欲しいだけなのです!早くバトルを!」ズイッ

ミヅキ「う、うぅ~……」

ミヅキ(こ、これってどこかで見たことある気がしてたんだけど、ひょっとして今のリーリエってかつてのルザミーネさん状態なんじゃ……)

ミヅキ(UBの影響を取り除くためにカントーへ行ったはずなのに何でリーリエが影響受けて帰って来てるの!?もう!もう!)

ミヅキ(こうなったら説得は無理だし、やっぱりバトルで倒すしか……)

リーリエ「ああ、でも悩んでるミヅキさんも可愛いですねえ……♡早く私のものに……♡」

ミヅキ「え、ええいっ!覚悟を決めたよリーリエ、私が絶対に勝つ!行くよっ!」

リーリエ「うふふ、それでこそ私のヒーローミヅキさん……それでも今日だけは私が勝たせてもらいます!」

ミヅキ「ほしぐもちゃん、リーリエを正気に戻すために力を貸して!」

リーリエ「ミュウツーさん、私の願いを叶えるためにお願いします!」

『ラリオーナ!』

『……!』

 

14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/27(火) 02:34:39.89 id:tY2OXUM80
……

ミヅキ「はあっ、はあっ……これで残りのポケモンはお互い一体ずつだね」

リーリエ「はあ、はあ……そうですね、まさかフリーザーさんがやられるなんて……」

ミヅキ(いやよく頑張ったよ私!まさかミュウツー以外にもガルーラ、カイリュー、サンダー、フリーザーが出てくるなんて思わなかったよ!どれだけ勝ちたいのリーリエ!)

リーリエ「ミヅキさんはアシレーヌさんですか……」

ミヅキ(でも何とかここまで来た。リーリエのパーティを見る限り、最後に出てくるのは間違いなくファイヤー!無理やりアシレーヌを残したのはそのためだよ!)

リーリエ「私の最後のポケモンさんはこの子です!」

ミヅキ(速さでは負けても、わだつみのシンフォニアを叩きこめば勝機は十分!この勝負もらった!)

リーリエ「お願いします、メガフシギバナさん!」

『バナアアアア!』

ミヅキ「」

 

15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/27(火) 02:38:10.69 id:tY2OXUM80
ミヅキ「ちょっと待ってちょっと待って」

リーリエ「もう、またですか?」

ミヅキ「いや何でそこでフシギバナ!?サンダー→フリーザーと来て完全にファイヤー出てくる流れだったじゃん!」

リーリエ「ふぁいやー?いえ、私そんなポケモンさんゲットしてませんが……」

ミヅキ「チャンピオンロードに分かりやすくいたでしょ!?何でもっと面倒な伝説捕まえてるのにファイヤーだけスルー!?」

リーリエ「そ、そう言われましても……」

ミヅキ「あああああああああああっ!」

 

17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/27(火) 02:42:32.23 id:tY2OXUM80
ミヅキ(ここに来て完全に対面不利とか詐欺だよ!!!)

ミヅキ(というかメガフシギバナとか連れて来られたらウルトラビーストやカプたちが手持ちに居ても厳しいし!)

ミヅキ(ガルーラがメガシンカしなかったから救われたー、とか思ってたのにいいいいいいい)

リーリエ「もういいですか?ラストバトル、行きますよミヅキさん!」

ミヅキ「ち、ちょっとタイム……」

リーリエ「ダメです!これが終わったらミヅキさんと……。ふふふふ、私がんばリーリエしちゃいましゅうううう♡」

ミヅキ「」ゾワゾワ

リーリエ「行きますよフシギバナさん、ヘドロ爆弾!」

ミヅキ「くううう……!アシレーヌ、頑張ってお願い!サイコキネシス!」

 

18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/27(火) 02:48:35.06 id:tY2OXUM80
……

ミヅキ「あ、アシレーヌ!とどめのサイコキネシス!」

ドンッ!

リーリエ「きゃああああああっ!?」

ミヅキ「はあ、はあ、はあ……か、勝った……」

リーリエ「そ、そんな……」ドサッ

ミヅキ(ポケリフレやっといて良かった、まさか2連続で私を悲しませまいと持ちこたえてくれるなんて……。そこ運ゲーとか言わない!)

リーリエ「う、うう……」

ミヅキ「リーリエ、大丈夫!?」ダッ

リーリエ「ミヅキ、さん……?」

 

19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/27(火) 02:53:08.44 id:tY2OXUM80
ミヅキ「うん、私だよ」ギュッ

リーリエ「あ……。わ、私、何てことを……」

ミヅキ「ううん、いいんだよ。全部終わったから」

リーリエ「ミヅキさん……」

ククイ「やあ二人とも。どうやら無事に決着したみたいだね」

ミヅキ「博士……隠れて見てたんですか?」ジトッ

ククイ「はっはっは、やっぱり気になってしまってね!どうやらリーリエはカントーでUBの影響を受けておかしくなってしまっていたようだが、今は元に戻ったみたいだ」

リーリエ「そう、そうです……。たしか私は旅の途中でウツロイドさんに会って、それで……それから……」

ククイ「ウツロイドの毒は、人を興奮状態にして本能を暴走させてしまう。さっきまでの言動は、それだけリーリエがミヅキを好きだってことだね!」

リーリエ「……///」カアアッ

 

20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/27(火) 02:57:42.21 id:tY2OXUM80
ミヅキ「リーリエ……変な形になっちゃったけど、またこうして会えて嬉しいよ」

リーリエ「は、はい。私もです……。それにまた、ミヅキさんに助けてもらってしまって……」

ミヅキ「気にしないで。私はリーリエが困った時には、いつでもどこでも助けに行くって誓ってるんだから」

リーリエ「ミヅキさん……///」

ククイ「うんうん、愛の勝利だ」

ミヅキ「博士」

ククイ「うん?」

ミヅキ「ちょっとどこか行っててくれません?一度見捨ててくれたお礼は今度きっちりさせてもらいますので」ギロッ

ククイ「はっはっは、これは怖い!僕もバンバドロに蹴られたくはないからね、退散させてもらうよ!」ピュー

ミヅキ「全くもう……」

 

21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/27(火) 03:00:54.56 id:tY2OXUM80
ミヅキ「さて、邪魔者がいなくなったことだし……リーリエ?」

リーリエ「はい、何でしょうミヅキさん……///」ウットリ

ミヅキ「さっきのバトルなんだけど、リーリエが勝ったら私を好きにしていいってことだったよね?」

リーリエ「えっ、ええ。ごめんなさい、本当にさっきまでの私はどうにかしてました……」

ミヅキ「ううん、いいの。それよりも結果として私が勝ったんだから、これってリーリエを好きにしていいってことになるんだよね?」

リーリエ「……えっ?」

ミヅキ「なるよね?ねっ、ねっ?」

リーリエ「あ、あの、ミヅキさん……?」

 

22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/27(火) 03:03:52.68 id:tY2OXUM80
ヅキ「いや、本当はね?今日は再会の日だから我慢しようと思ってたんだ。大事な日だし」

ミヅキ「でもリーリエからあんな風に来てくれたわけだし、私も我慢しなくていいよね?」

ミヅキ「はあ、はあ……♡り、リーリエを好きにしちゃって、いいんだよねえ……?」ギュウウウッ

リーリエ「ちょっ、ミヅキさん!?どうしたんですかいきなり!?」

ミヅキ「リーリエ、りーりえ……。リーリエだあ、本物の匂いだあ……♪」クンクン

リーリエ「か、嗅がないでくださいっ///」ジタバタ

ミヅキ「もうピッピ人形を抱きしめたり、リーリエが使ってたソファベッドに潜り込んで枕を濡らす日々とはおさらばだよ……リーリエぇ……♡」ギュウッ

リーリエ「そんなことしてたんですか!?う、嬉しいですけどちょっと苦しいですミヅキさん、一度離れて冷静に……」

 

23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/27(火) 03:07:11.26 id:tY2OXUM80
ミヅキ「ダメだよぉ、リーリエはもう私のなんだからあ……♪寂しくてリーリエに似てるウツロイドを毎日可愛がってたりもしたけど、それも今日までだね……」

リーリエ「えっ、それってもしかして」

『じゅえるっぷ♪』

ミヅキ「はあっ、はあっ……!やっぱり私から攻めないとダメだよね!リーリエが私を欲しがってくれるのは嬉しいけど、やっぱり私主体で恥ずかしがってくれないとダメだよね!」

リーリエ「ミヅキさんもウツロイドさんに思いっきり影響されてるじゃないですかああああああああああ!」

ミヅキ「そんなのどうでもいいよ、リーリエえっ!」ガバッ

リーリエ「きゃあっ!?ちょっ、どこ触ってるんですかミヅキさん!正気に戻ってください!」

ミヅキ「リーリエ、リーリエ……♡」

「ひゃんっ、やめ……そこダメです……」

「やあ……ミヅキさん、ああああ……」

「……あん♡」


~HAPPY END~

 

24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/27(火) 03:08:50.99 id:tY2OXUM80
普通のミヅリリSS書いてたら煮詰まったのでムシャクシャして書きました、今は反省しています

依頼出して来ます

 

25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/27(火) 03:09:00.30 id:hZgznWS10
やったぜ。

 

26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/27(火) 03:34:26.80 id:KOmM6tTJ0
もっとムシャクシャしていいんだよ?

 

リーリエ「こんにちは、アローラのチャンピオンさん」 - SS速報VIP VIPService

【ポケモン】リーリエからの 手紙だ【サンムーン】

ポケモンサン&ムーン
1: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/25(日) 09:12:48.48 id:up1GpsyxO
お元気ですか?
わたしは 元気です!


――さんの活躍は 遠く離れたカントーでも よくきいてます
ウルトラビースト……ウツロイドさんと一緒に ポケモンリーグで勝ち抜いたそうですね
さすが です!


でも わたしもがんばっているんですよ
カントー地方に来てまだ日も浅いですが 驚くことがいっぱいです


知らない習慣 知らない人たち 知らないポケモンたち……
ナッシーやガラガラも アローラとは ぜんぜん姿が違うんですね
知らないことがいっぱいで……毎日が楽しいです


お母さまも 少しずつ良くなってきました
この前は カントーの伝説のポケモンのお話を聞かせてくれたんですよ
看護婦のラッキーが 絵本を持ってきてくれて……

ちょっとだけ 小さいころを思い出しました



あと
写真、ありがとうございました
撮影されたのは ハウさんでしょうか


とても 楽しそうですね

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1482624768

 

2: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/25(日) 09:13:42.42 id:up1GpsyxO







マオさんとの ツーショット





 

3: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/25(日) 09:19:05.18 id:up1GpsyxO
お料理が とても美味しかったのでしょうか?
ひとつのジュースを ふたりで 飲むなんて……


二本のストローが ハートの形で とても かわいいですね


わたしも ご一緒したいです



それでは またこんど
――さんの活躍を 楽しみにしています
お手紙と お写真も 楽しみに お待ちしていますね


リーリエより

 

12: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/26(月) 08:14:14.53 id:sJd5IMaP0
2通目が 届いている

 

13: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/26(月) 08:38:37.33 id:sJd5IMaP0
おはようございます!

わたしは 今 マサラタウンで日の出を見ながらこの手紙を 書いています
あの太陽を見ていたら ほしぐもちゃんを 思い出します

――さんも同じように この朝陽を見ているのかな……なんて


あ でも アローラとカントーの時差だと
そっちでは こんばんわ ですかね?

時差ボケのせいで たまに夜中に目が覚めちゃったりして……
お母さまも同じみたいで この前は真夜中に二人でおはようをしちゃいました

目がさえてなかなか眠れなかったりすると……お母さまが頭を撫でてくれるんですよ
ふたりで一緒に 眠るんです

この前は 子守唄を 歌ってくれて
……もう 小さい子どもじゃ ないのに

 

14: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/26(月) 08:42:05.89 id:sJd5IMaP0







――さんも アセロラさんと 気持ち良さそうに 添寝していましたね





 

17: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/26(月) 08:57:45.07 id:sJd5IMaP0
――さんは頼もしいですから
アセロラさんも 安心して ぎゅっとしてるのかな
ナッシーの下でのお昼寝 気持ち良さそうです

アローラチャンピオンの 抱き枕ですもん ね
ちょっとだけ××××××××(この部分は消されていて 読めなかった)


それでは またこんど
お手紙 楽しみにしていますね

リーリエより

 

28: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/26(月) 23:23:03.62 id:sJd5IMaP0
3通目が 届いている

 

30: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/26(月) 23:37:14.04 id:sJd5IMaP0
カントー
……って 挨拶にするには なんだかヘンですね
挨拶と地方の名前が同じって よく考えると不思議ですね


――さん!
マサキさんたちのおかげで 母さまも だいぶ良くなってきました!

今はリハビリ中で 少しずつ体力をつけてもらってます
この前は 手をつないで一緒におさんぽに 行ったんですよ
わたしが手を引いて……母さまも 少しビックリしていました


まだあまり長く外には出れないですが……色んなことを してみたいな

 

31: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/26(月) 23:38:17.72 id:sJd5IMaP0







スイレンさんと――さんみたいに 一緒にフィッシングを したり





 

32: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/26(月) 23:39:41.58 id:sJd5IMaP0







カヒリさんとやってたような ふたりで トレーニングをしたり





 

33: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/26(月) 23:46:36.38 id:sJd5IMaP0
きっとスゴイ 大物だったんですよね
ふたりで釣り竿を 握って
顔も真っ赤で タイヘンそうだなあ


ゴルフにも 興味があるんですか?
ピッタリとくっついて ゴルフクラブに手を添えて
姿勢とかクラブの握り方とか 指導してもらってるんですよね?

ゴルフなら 母さまも やっていたコトがあるみたいで
もしかしたら わたしも レクチャーできるかも……


こんどあう時は わたしも もっとレベルアップしてますから
楽しみに 待っていて くださいね


リーリエより

 

35: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/26(月) 23:56:53.96 id:sJd5IMaP0
4通目が 届いている

 

37: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/27(火) 00:00:15.71 id:i1NoyWPj0







ライ■ さん





 

42: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/27(火) 08:21:29.94 id:dGZXOhul0
5通目

 

43: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/27(火) 08:26:12.56 id:dGZXOhul0
ごめんなさい!

この前は 間違えて書きかけのお手紙を送ってしまいました
何でもないですから 気にしないでくださいね

何でも ないですから

 

44: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/27(火) 08:27:48.66 id:dGZXOhul0







スーツの女性との 夜景がキレイなレストランでのお食事も 何でもないんですよね?





 

46: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/27(火) 09:09:07.67 id:dGZXOhul0
――さんは 強い女の人が 好きですか?


いえ とくに 深い意味は ないですが


……でも 島巡りをして チャンピオンになった 人ですもんね
強い人が 周りにいるのは 当たり前でした


わたしも こんど オーキド博士から ポケモンをいただけることに なりました

待っていてくださいね

わたしも 今より ずっと強くなって


あなたと――

 

47: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/27(火) 09:09:46.38 id:dGZXOhul0





「リーリエ あなたに お客さんよ」



 

48: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/27(火) 09:17:14.77 id:dGZXOhul0
「はい どなたですか……えっ」

「えっ だってそんな きゅうに」

「待ちきれないから……って」


「えへへ はい お久しぶりで――きゃっ!?」

「そんな 手を引いてどこに!?」



「え」



「ふたりで お昼ゴハンを食べて 一緒にお昼寝して 釣りやゴルフをして」

「夜に 夜景のキレイなレストランって……」

「それって デ――」

「待ってください! なら わ わたしも準備を――」



「あっ」



「ま 待ってってばぁ!」

 

49: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/27(火) 09:25:57.57 ID:8dP9l/GJ0
「もう 行っちゃった」

「風の子っていうけれど……若いわねぇ」

「え? 『年寄りくさいロト?』……えぇ わたくし これでも 40歳 ですのよ」


「ところで ここに あやしいパッチが あるのだけれど」

ロトム図鑑にあてたら どうなるかしらね」



「ふふ 冗談 よ」


「……」


「リーリエ」



「がんばってね」

 

50: ◆cad9vEEdTSaN 2016/12/27(火) 09:26:26.92 ID:8dP9l/GJ0





「おしまい ロト!」



 

51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/27(火) 09:42:41.48 id:O1oO+uMA0
マツリカ「解せぬ」

 

52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/27(火) 10:57:50.23 ID:a+RQEuyRo
ハッピーエンドだった乙

 

【ポケモン】リーリエからの 手紙だ【サンムーン】 - SS速報VIP VIPService

【ポケモン】リーリエ「あなたと過ごすクリスマス」

ポケモンサン&ムーン
2: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/24(土) 18:16:55.36 id:bxd6s+sx0
-----エーテルパラダイス-----


リーリエ「今日はクリスマスイブ…わたしが用意したプレゼント、ヨウさん…喜んでくれるかな…」

ルザミーネ「うふふっ、何日も前からあなたが心をこめて準備していたものでしょう?きっとヨウくんも喜んでくれるわ」

リーリエ「だったらいいんですけど…」

ルザミーネ「それにしてもいいわね~なんだったら私だってヨウくんとクリスマスを過ごしたいくらいだわ」

リーリエ「母さま!?」

 

3: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/24(土) 18:17:24.18 id:bxd6s+sx0
ルザミーネ「私もヨウくんに助けられたんだもの。感謝してもしたりないくらい…」

ルザミーネ「それに私に2回も勝つほどのポケモンバトルの腕前…ときめいちゃうわ~」

リーリエ「ダメです!ヨウさんは私のヨウさんなんです!」

ルザミーネ「ふふっ冗談よ」

リーリエ「ふぇっ!?」

ルザミーネ「あなたったら本当にヨウくんのことになると必氏ね」

リーリエ「あうう…」

ルザミーネ(妬けちゃうわね…この子がヨウくんに夢中じゃなきゃ本当にヨウくんと…ってのも悪くは無さそうなんだけど)

 

4: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/24(土) 18:17:57.70 id:bxd6s+sx0
ルザミーネ「それにしても…」

グラジオ「クリスマスか… フッ どうやって孤独を埋めようか…」

ルザミーネ「リーリエにはいい人がいるというのに、あなたときたら…」

グラジオ「母上、クリスマスなんてのはただの1年のうちのたった1日にすぎないのです」

グラジオ「オレにとっては1年の毎日が特別」

グラジオ「クリスマスだからといって舞い上がったりはないのです」シュバッ

 

5: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/24(土) 18:18:54.47 id:bxd6s+sx0
ルザミーネ(まともとはいえない状態だった私にも責任があるとはいえ)

リーリエ「ヨウさん、喜んでくれるといいな…」

グラジオ「…フッ 憎い日め…」

リーリエ「素敵なクリスマスに…きっとなりますよね!」

グラジオ「ヨウにバトル挑んでシルヴァディに大爆発させてやろうか」

シルヴァディ「!?」ビクッ

ルザミーネ(どうしてここまで差が付いてしまったのかしら…)

 

6: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/24(土) 18:20:08.22 id:bxd6s+sx0
----一方その頃----


ロトム「リーリエへのプレゼント、まだ決まらないロトか~?」

ヨウ「…………」

ロトム「いやいや!かわらずのいしやぎんのおうかんをあげようとするのは流石にどうかと思うロト…」

ロトム「そんなのもらって喜ぶ女の人は多分あんまりいないんじゃないロトか…」

ヨウ「…………」

ロトム「ああ~そんな顔しないロト!」

ロトム「大丈夫ロトよ~リーリエだったらきっとヨウがちゃんと考えたプレゼントだったらなんでも喜んでくれるロト」

 

7: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/24(土) 18:21:08.20 id:bxd6s+sx0
ロトム「当然ボクはついていかないから、しっかりやるロト」

ヨウ「…………!」ブンブン

ロトム「そんなこと言わずに付いてきてくれ?なに言ってるロト!」

ロトム「どこの世界にそんな親友の邪魔みたいな野暮なことをするやつがいるロト!」

ヨウ「…………!」

ロトム「ボクだけが頼り?邪魔なんかじゃない、一緒にいてほしい?」

ロトム「嬉しいけど、それをリーリエに言ってあげればいいんだロト!」

ヨウ「…………!」

ロトム「あ~もう、頭抱えてうずくまらない!分かったロト!プレゼントを一緒に考えるくらいはするロトから!」

 

8: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/24(土) 18:21:42.36 id:bxd6s+sx0
-----そして夜----


リーリエ「…………」

リーリエ「あ、ヨウさん?……ふふっそんなにあわてなくても、私も今来たところですよ」

リーリエ(ふふっ、この台詞、言ってみたかったんです)

メリクリーリエ「ヨウさん…メリークリスマス、です!」

リーリエ「それとヨウさん、寒いですね…」

リーリエ「けど…こうすると、さ、寒くないですよ…///」ぎゅっ

ヨウ(暖かい…)

リーリエ「ふふっ…ヨウさんの手、暖かいです…」

 

9: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/24(土) 18:22:10.27 id:bxd6s+sx0
リーリエ「それから私たちはハウオリシティを一緒に歩き」

リーリエ「海の民の家で二人で食事をし」

リーリエ「そして…」

 

10: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/24(土) 18:23:09.95 id:bxd6s+sx0
------ナッシーアイランド-----


リーリエ「…あれから、いくつもの日々が過ぎましたね…」

リーリエ「ここに来ると、いつも思い出しちゃいます」

リーリエ「いえ…どこにいても…ヨウさんと過ごした日々は1秒たりとも忘れたりなんてしません…」

ヨウ「…………」

リーリエ「…………///」

 

11: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/24(土) 18:24:15.28 id:bxd6s+sx0
リーリエ(そろそろかな)

リーリエ「ヨウさん!///」バサッ

リーリエ「クリスマスプレゼントです!///」

ヨウ「…………」

リーリエ「はい!あかいいとで作ったマフラーです!しかも!私たち二人で巻けるよう、長さも2倍なんです!」

リーリエ「もうずっと離れないように…一緒にいられるようにって…」

ヨウ「…………」

リーリエ「あ…喜んでもらえて…嬉しいです…」

 

12: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/24(土) 18:25:29.70 id:bxd6s+sx0
ヨウ「…………!」

リーリエ「え?これは?ヨウさんからのプレゼント?」

リーリエ「グラシデアの花と…キュワワーさんの…ぬいぐるみ?」

リーリエ「2つもいただけるなんて…でも、どうして?」

ヨウ「…………」

リーリエ「え?自信がないから方向性の違う2つを用意してみた?」

リーリエ「もう…私はヨウさんから頂いたものなら何でも…それにこうして過ごせるだけでもうそれがプレゼントなのに…」

リーリエ「でも…とっても嬉しいです!ずっと大事にしますね!」

 

13: ◆8CY7BaTxwc 2016/12/24(土) 18:27:14.73 id:bxd6s+sx0
リーリエ「あ…雪…!?」

リーリエ「すごい…このアローラで…珍しいこともあるんですね…」

リーリエ「きれい…」

リーリエ「ヨウさん…私、来年のクリスマスもヨウさんと一緒に過ごしたいです」

リーリエ「来年も…再来年も…その先も…」

リーリエ「ずっと…そばにいさせてください…」

ヨウ「……………」コクッ

リーリエ「うん…ずっと一緒ですよ!」


☆おしまい☆

 

14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/24(土) 21:48:14.83 id:SAJs8RqQo
よかった

 

リーリエ「あなたと過ごすクリスマス」 - SS速報VIP VIPService

【ポケモン】リーリエ「ベッドの上に」

ポケモンサン&ムーン
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:37:02.91 id:knvyw0Mf0
ポケモンサンムーンの♀主人公(ミヅキ)×リーリエ
口調とか時系列は気にしてはいけない

2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:41:24.81 id:knvyw0Mf0
ポケモン研究所~

ガチャッ

ミヅキ「博士いますー?」

ミヅキ「……」キョロキョロ

ミヅキ「博士ー?」

ミヅキ「うーん、いないかあ」

育てている子が新しい技を覚えたため、ククイ博士に詳しいことを教えてもらおうと訪れた研究所。
しかし中を見て回っても探し人の姿はない。
どこかに出かけているのだろうか……まあ、そもそも博士が研究所にいることはほとんどなかったりするので駄目元で来てみたんだけど。

 

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:46:27.61 id:knvyw0Mf0
ミヅキ「またバトルロイヤルにでも参戦してるのかなー。ねえ、どこにいるか分かる?」ナデナデ

イワンコ「ワガン!!」スリスリ

ミヅキ「ふふふ、愛いやつ愛いやつ」

しばしの間すり寄って来たイワンコを撫でくり回す。
ただし博士が自らを実験台に技の研究を行っているせいか、気を抜くと何かしらの技を仕掛けてくることがあるので注意が必要だ。

ミヅキ「さてさて、どうしようかな」

博士を探しに行く?
いったん家に戻って出直す?
そこら辺の草むらで新しいポケモンを探しつつ時間を潰す?

……いやいや、せっかく『誰もいない』研究所に来たのだ。
下手に動きまわらず、ここは博士が帰って来るのを待たせてもらうとしよう。

ミヅキ「ふっふっふ……」

そう、私の『特等席』で。

 

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:56:36.37 id:knvyw0Mf0
……

ミヅキ「はあ……落ち着くぅ……」

柔らかなベッドに横たわり、ゴロゴロと転がる。
自分のベッドではない。
もちろん博士のベッドでもない。
研究所内のロフトを間借りしているもう一人の住人にして私の大切な友達――リーリエが使っているソファベッドに、だ。

ミヅキ「人をダメにするベッドってたぶんこんな感じなんだろうなあ……」ゴロゴロ

ミヅキ「ん~……」

ミヅキ「……♪」クンカクンカ

ミヅキ「どうしてこんなに良い匂いがするんだろう……不思議だねえ」

自分がうっとりとした、だらしない表情をしていることが分かる。
勝手に人様のベッドに潜り込んでこんなことをやっている自分はひょっとして変態さんなのではと少し心配になったりするけど。

 

5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/05(月) 00:03:34.56 id:ul84Tjoy0
ミヅキ「やめられない、よねえ……」

ミヅキ「……ん」

リーリエの匂いに包まれる。
まるでリーリエに抱きしめられているかのような感覚。
安心する――感覚。

ミヅキ「……」ウトウト

流石に寝てしまうのはまずい。
そう頭では分かっているのだが、まぶたが少しずつ閉じて行くのを止められない。

ヤミカラス「くわ」

私の行動を部屋の隅からじっと見守っていたヤミカラスが一声鳴いて頷く。
まるで私が眠るのを許可してくれたかのようだ。
……そういえば、最初にベッドに潜り込んだ時は見知らぬ私を警戒してか大声で鳴き散らかされたりもしたっけ。
こっそり何度も通っているうちに、私もここを使用する権利を持っていると納得してくれたのか最近では特に反応を示さなくなっていたけど。

ミヅキ「すう……」

ヤミカラスの許可を貰ったことがトドメになったのか、私の意識はそこで深い闇に落ちて行った……
いや、許可とか全部私が勝手に思っているだけなんだけども。

ミヅキ「zzz」

 

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/05(月) 00:15:58.14 id:ul84Tjoy0
……

リーリエ「はあ、疲れました……」

『びゅう!びゅう!』

リーリエ「もう、暴れないでくださいほしぐもちゃん!」

今日はククイ博士に頼まれていた簡単な買い物を済ませるだけのお出かけだった。
それなのにいつにも増して元気よくバッグから飛び出して行こうとするほしぐもちゃんに振り回されたり、途中で虫よけスプレーがなくなって慌てて草むらをかわしつつ買いに戻ったり……。
お昼過ぎには研究所に戻って来るはずだったのに、もうすっかり夕方になってしまっていた。

ガチャッ

リーリエ「ただいま戻りました……」

リーリエ「といっても、博士は今日は戻らないんでしたか」

バーネット博士に呼ばれて空間研究所に行ってくる、とのことだったはずだ。
今夜は研究所に私一人っきり、か……。

 

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/05(月) 00:21:03.33 id:ul84Tjoy0
リーリエ「……」

最近ではククイ博士やハウさんを始め、明るく元気な人たちと過ごすことが多かったためか少しだけ……寂しいと感じる。
ハウさんは確かイリマさんと特訓の最中。
そしてあの人は……

リーリエ「……ううん、ダメダメ。次の試練に向けてポケモンさん達と鍛え直すって言ってたし、邪魔をしちゃうのは」

頭をブンブンと振って考えを切り替える。
とりあえずお風呂に入って、それから本でも読んで……
そう計画立てながら梯子をのぼり、間借りさせて貰っているロフトへ向かう。
すると、

リーリエ「あ……え、ええっ!?」

ミヅキ「zzz」

リーリエ「み、ミヅキ……さん……?」

気持ち良さそうに眠るあの人……ミヅキさんを見つけたのだった。
……何故か私が使っているベッドの上で。

 

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/05(月) 00:30:19.83 id:ul84Tjoy0
ミヅキ「うにゅ……」

リーリエ「あの、ミヅキさん?……寝てます?」

見れば分かることではあるが、恐る恐る確認してみる。

ミヅキ「zzz」

リーリエ「寝て、ますね……」

ゆっくりと自分のベッドへ、ミヅキさんへ近づく。
私の枕に半分埋もれている穏やかな寝顔が間近になる。

ミヅキ「zzz」

リーリエ「可愛い……」

ぽつりと言葉が零れた。
普段からニコニコと笑い、誰にでも、どんなことにも物怖じしないミヅキさん。
私が困っている時に必ず現れて助けてくれる、とても頼もしいヒーローのような女の子。
私の……大切な、大切なお友達。

 

9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/05(月) 00:38:28.95 id:ul84Tjoy0
リーリエ「……っ」

そんなミヅキさんが私のベッドで幼い子供のように、無邪気で無防備な……今まで見たことがない安らかな表情で眠っている。
どくん、と胸が高鳴る。
どうしてここにミヅキさんが、とか何で私のベッドに、とか疑問点が頭の中でぐるぐるしているけれど。
その寝顔を間近で眺めると、そんなことは頭から吹っ飛んで行ってしまう。

リーリエ「ミヅキ、さん」

寝顔から目が離せない。
微かな寝息を感じ取れる距離まで近づく。

リーリエ「………………」

ミヅキ「zzz」

リーリエ「………………………………」

ぼうっとその表情に見惚れる。
時間がどれだけ過ぎたのか分からないけど、不思議といつまでもそうしていられそうだった。
すると、

 

10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/05(月) 00:50:14.56 id:ul84Tjoy0
ミヅキ「ん、んぅ……?」

リーリエ「っ!?」ビクッ

ミヅキ「ん~……」モゾモゾ

リーリエ「み、ミヅキさん?起きましたか?」

突然ミヅキさんが身じろぎをして、何かを求めるかのように体をモゾモゾと動かす。
ずっと見つめていたのがバレたのかとドキドキする。

ミヅキ「あは……♪」ギュウッ

お目当ては毛布だったのか、それをギュッと抱きしめてご満悦の表情だ。
そして、

ミヅキ「……」スンスン

リーリエ「ちょっ!?」

 

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/05(月) 01:01:57.24 id:ul84Tjoy0
ミヅキ「いいにおい……♪」

リーリエ「~~~~っ///」

顔から火が出るようだった。
ミヅキさんが毛布に顔を埋めて……明らかに匂いをかいでいる。
私の、毛布に。

しかも、いいにおいって。
みづきさんが。
とても、うれしそうに。

リーリエ「ミヅキさん!?あなた本当に起きてませんよね!?///」

ミヅキ「zzz」

とても恥ずかしくって、何だか嬉しくって。
思わず大声を上げてしまうが、それでも彼女は私へ意識を向けて来ない。
ひょっとしてからかわれているのでは……?

リーリエ「……」ジーッ

ミヅキ「zzz」

だらしなく緩む彼女の顔を注意深く観察するものの、やはり眠っているようだ。
よほど疲れているのか……よほど私のベッドの寝心地が良いのか。
ミヅキさんは幸せそうに眠り続けている。

 

15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/05(月) 23:16:18.34 id:Bwe5yrQO0
リーリエ「あ……」

ふと、気付く。
本当に眠っているのか確認しようと覗きこんだために、先ほどよりもさらに近く。
すぐ目の前に、ミヅキさんの寝顔。
そう、もう少しだけ私が動けば……口づけを交わせそうなほど近くに―――――

リーリエ「…………///」

ミヅキ「ん……」

リーリエ「ミヅキ、さん……///」

待って、私は何をしようとしている?
自分で自分が分からなくなる。
頭の中が真っ白になって、ただただミヅキさんを見つめて。
さらに一歩、近づいて。

 

16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/05(月) 23:26:16.54 id:Bwe5yrQO0
ミヅキ「zzz」

リーリエ「……っ」

唇が、触れそうになる。
どくん、どくん、どくん、どくんと暴れ回る心臓の鼓動の音が、ミヅキさんを起こしてしまわないかと不安になる。
視界に映るのは、彼女だけ。
耳に入って来る音は、私の鼓動音と彼女の寝息だけ。
まるで世界に私とミヅキさんの二人しかいないと錯覚しそうになって。

そして、私は――――――――――


『びゅう!』

リーリエ「ひゃあああああああああっ!?///」

リーリエ「ごめんなさい!ごめんなさい!何もしてませんから!///」

『びゅう?』

……突然鳴き声を上げたほしぐもちゃんによって、現実に引き戻されたのだった。

 

17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/05(月) 23:37:06.10 id:Bwe5yrQO0
……

リーリエ「はあっ、はあっ、はあっ……はああ~……」

ほしぐもちゃんに何もしていないと一通りの必死の弁明を行った後、私は思わずその場に蹲ってしまっていた。

リーリエ「私は一体何をやっているんでしょうか……///」

顔が熱い。
冷や水を浴びせられたかのように冷静になった私の頭と対照的だ。
私は、眠っている無防備なミヅキさんに……
大切な、お友達だと思っていた女の子に……
つまり、私は……

リーリエ「…………っ!///」

ぶんぶんぶんぶん、と頭を振る。
まるで邪な考えを振り払うかのように。

 

18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/05(月) 23:45:50.38 id:Bwe5yrQO0
ミヅキ「えへへ……zzz」

リーリエ「う~……」

ちなみにミヅキさんは、ほしぐもちゃんの鳴き声にも私の大声にも動じず眠り続けている。
この人は本当に大物かもしれない。
起きなくてよかったという気持ちはあるが、私の葛藤に全く気付かず気持ち良さそうに眠る姿についつい恨めしい視線を送ってしまう。

リーリエ「む~……」ジーッ

ミズキ「zzz」

リーリエ「…………///」

しかしその視線も長続きはしない。
ミヅキさんの寝顔……さらに言うなら、その口元を直視し続けられない。

リーリエ「これ以上、ミヅキさんの傍にいるのは良くないかもですね……///」

ぽつりとそう漏らし、下に降りて本でも読もうと決める。
ミヅキさんがいつから眠り続けているのかは分からないが、一時間もあれば目覚めるだろう。
そのくらいの間があればこの熱い顔も私の頭も普段通りに戻るはず。
……たぶん、きっと。

 

19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/05(月) 23:57:16.91 id:Bwe5yrQO0
ミヅキ「……りーりえ?」

リーリエ「はいっ!?」

ミヅキ「ん~……」

リーリエ「み、ミヅキさん?起きましたか?」

何というタイミング。
私がその場を離れようとした瞬間にミヅキさんに名前を呼ばれ、再びベッドに――――彼女に近づく。
まだ顔は熱いまま……気付かれないか心配になる。

リーリエ「あの……」

ミヅキ「……」

リーリエ「ミヅキさん?」

ミズキ「…………」

リーリエ「えっと……寝言?」

ミヅキ「…………zzz」

リーリエ「……」

目を開く気配はない。
どうやら本当に眠ったままのようだった。

 

20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/06(火) 00:05:12.50 id:KijYlcYm0
リーリエ「眠っているミヅキさんに振り回されっぱなしですね……」

思わず苦笑してしまい、肩の力が抜ける。

リーリエ「でも、寝言で呼んでくれるなんて……どんな夢を見ているのでしょうか」

私が夢の中に出て来たのだろうか。
夢に出て来るくらい、彼女も私を想ってくれているのだろうか。
だとしたら、嬉しい。
素直にそう思う。

リーリエ「あ……」

身じろぎしたせいか、ミヅキさんの前髪が乱れていることに気付く。

リーリエ「ふふ、寝苦しいじゃないんですか?」

ミヅキ「ん……♪」

口元にくっついた髪をそっと指で払うと、ミヅキさんの顔が綻んだ。
どうやらムズムズしていたらしい。
その様子に、ついつい嬉しくなってしまう。

 

21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/06(火) 00:22:29.72 id:KijYlcYm0
リーリエ「ふふ……」

起こしてしまわないよう注意しながら彼女の頬を撫でる。
ずっと触っていたくなるような柔らかなその感触に、笑みが抑えられない。
今度は変な気持ちは湧かず……ただ愛おしいという思いが溢れてくるようだった。

ミヅキ「りーりえ……」

リーリエ「はい、何ですか?」

また寝言で私の名前を。
そのことに喜びを覚え、頬を撫でながらミヅキさんに顔を寄せる。

……油断していたのだろう。
先ほどのように私からミヅキさんに何かしてしまう、という恐れがなかったから。
だから。

ミヅキ「リーリエの匂い……♪」グイッ

リーリエ「きゃあっ!?」

寝ぼけたミヅキさんが私の手を引っ張って。
彼女に覆いかぶさるような状態になって。
そのままミヅキさんが私を抱きしめてきても、止めることが出来なかった。

 

22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/06(火) 00:29:59.96 id:KijYlcYm0
リーリエ「みみみみみみミヅキさん!?///」

ミヅキ「……♪」クンクン

リーリエ「く、首筋の匂いをかがないで下さい!私まだシャワーも浴びてないんですから!///」

ミヅキ「ん~……」

リーリエ「さっきから疑問でしたけど本当に寝てるんですかあなたは!///」

じたばた暴れるが、ミヅキさんはがっちりと私を抱きしめて離そうとしない。
冷静になったはずの頭が一瞬で沸騰し、どうしていいか分からなくなる。
この人はもう……!

ミヅキ「……ちゅっ」

リーリエ「…………へ?」

時が止まる。
首筋に、何かが当たった。
もしかして、これは、ミヅキさんの……

 

23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/06(火) 00:34:02.79 id:KijYlcYm0
ミヅキ「……」ペロッ

リーリエ「ひやっ―――――――」

ぞくぞくぞく、と体が震える。
首筋にキスをされて、そして……舐められた。
みづき、さんが、わたしの。
わたしに。

リーリエ「~~~~~~~~~っ!!……きゅう」

そのことをはっきりと自覚した瞬間、私は声にならない悲鳴を上げ……限界を迎えたのか、そこで意識がとだえた。

ミヅキ「むにゅ……えへへ……♪」ギュウッ

りーりえ「」

 

24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/06(火) 00:39:47.18 id:KijYlcYm0
……

ミヅキ「ふわあああ……よく寝たあ……」

まどろみの中から意識が覚醒して行く。
ちょっとだけのつもりが、快適過ぎてかなりの時間眠ってしまっていたようだ。
うーむ、リーリエベッド恐るべし。

ミヅキ「何だかいつもよりさらに寝心地良かった気がする……」

いい夢も見れたし。
そう思いつつ、抱き枕にしていたリーリエを離す。
……リーリエ?

ミヅキ「えっ?」

りーりえ「」

ミヅキ「あれ……?」

寝ぼけた頭で考える。
どうしてリーリエが……いや、本来のベッドの持ち主なのでここにいるのは全くおかしくないのだけど。
私が眠っているベッドに潜り込んできた?

 

25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/06(火) 00:53:43.37 id:KijYlcYm0
ミヅキ「うーん……」

りーりえ「」

よく分からない。
よく分からないけど。

ミヅキ「博士は戻ってないし、リーリエも眠って?いるみたいだし……いいよね?」

りーりえ「」

ミヅキ「ん~~~~……落ち着くぅ……」ギュウウッ

もう少しだけ、この幸せを堪能させてもらうことにしよう。
博士が帰って来るか、リーリエが目覚める時まで。


リーリエベッド編・おわり

 

26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/06(火) 01:01:02.46 id:KijYlcYm0
次は主人公ベッド編の予定

 

31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/07(水) 23:48:46.73 id:Uj2dt2A60
************

~ミヅキの家~

リーリエ「ちょっと早く来すぎちゃいましたね……」ソワソワ

『びゅう?』

リーリエ「だ、大丈夫ですよほしぐもちゃん。私は冷静です!」

『びゅう…』

ここはハウオリシティのはずれ、ミヅキさんの家……の前。
今日はミヅキさんにお呼ばれしており、一緒に食事をいただくことになっている。
ただし、

リーリエ「約束の時間まであと一時間ですか……」ドキドキ

そう、時間まで待ち切れずに飛び出して来てしまったのだ。
居ても立ってもいられない、という言葉をここまで実感したのは初めてかもしれなかった。
しかしそれもしょうがない。
お友達の家に招待されるということ自体これまでほとんどなかったのに、それに加えて……

リーリエ「……ミヅキさんに」ドキドキ

あの人に、お誘いされたのだから。

 

32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/07(水) 23:57:05.97 id:Uj2dt2A60
リーリエ「時間までどうしていましょうか……」

キョロキョロと辺りを見回す。
さすがに今すぐ訪問しても迷惑だろうし、かといってずっと家の前をうろうろして泥棒さんと間違われたりしても大変だ。
ポケモンセンター内のカフェにでも寄って……

「あらー?リーリエちゃん?」

リーリエ「はっ、はい!?」ビクッ

悩んでいると、突然声をかけられ驚いて振り向く。
たしかこの人は……

ママ「ミヅキから聞いてたけど、ずいぶん早いのね?時間を間違っちゃってたかしら?」

リーリエ「いえっ!私が早く来すぎてしまっただけです……。その、楽しみでしたので……///」

ママ「あらあら、それは嬉しいわあ♪」

ミヅキさんのお母さんにくすくす、と笑われる。
顔がかあっと熱くなるのを感じるものの、不思議と嫌な感じはしない。
ミヅキさんのお母さんはとても優しそうで……ミヅキさんとよく似ているな、と感じる。

 

33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/08(木) 00:05:16.80 id:w1ldwvqA0
ママ「外は暑いでしょ?さあ中に入って入って」

リーリエ「えっ?あっ、はい……お邪魔します……」

家の中に通される。
初めて来たわけでもないのに、何故だか少し緊張してしまう。
ミヅキさんは……

ママ「ミヅキには今きのみを取りに行ってもらってるのよねえ」

リーリエ「あ、そうなんですか」

ママ「私もリーリエちゃんとお話したいけど、それは後のお楽しみね。今から腕によりをかけて料理を作っちゃうから……そうね、ミヅキの部屋で待っててもらえるかしら?」

リーリエ「ミヅキさんのお部屋……勝手に入っていいんでしょうか?」

ママ「あはは、平気平気。元々あの子、リーリエちゃんが来るってはりきって片付けてたから」

リーリエ「そ、そうなんですか……///」

私のためにミヅキさんが。
そう聞くだけで、私の心が弾む。
思わず顔がにやけてしまいそうになるのを必死で我慢するのは大変だった。

 

34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/08(木) 00:14:27.96 id:w1ldwvqA0
……

リーリエ「ここが……」

ミヅキさんの部屋。
一歩踏み入れた瞬間、彼女の香りを微かに感じる。

リーリエ「……」キョロキョロ

何故だか落ち着かず、部屋の中を見回してしまう。
テレビにゲーム機、メタモンさんのクッション、ピカチュウさんのぬいぐるみ、机の上に地球儀と、本が少し……
そして。

リーリエ「……あ」

ミヅキさんの、ベッドが目にとまる。

リーリエ「ここで、ミヅキさんが」

リーリエ「…………」

リーリエ「……………………」

見つめる。見つめる。見つめる。

 

35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/08(木) 00:23:01.13 id:w1ldwvqA0
リーリエ「……い、いいですよね?」

彼女は、私が使っているソファベッドでお休みしていたのだ。
それならば私だって、当然同じことをしても良い権利……すなわち、彼女のベッドで休ませてもらっても良いはず。
……おそらく、きっと。

リーリエ「し、失礼します……」モゾモゾ

誰に断っているのかは分からないが、そう呟いて恐る恐るベッドの上にあがる。
柔らかな感触に身を横たえる。

リーリエ「……ん」

リーリエ「ふわ、あ……」

より一層、彼女の匂いを感じる。
何故だろう……ドキドキするのに、なんだか心安らぐ香り……
その香りに身を包まれていると、まるで彼女に……ミヅキさんに、抱きしめられているかのようだった。

 

36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/08(木) 00:31:42.29 id:w1ldwvqA0
リーリエ「はあ……」

目を瞑る。
ずっとこうしていたいと思ってしまう。
どうしてミヅキさんが私のベッドに潜り込んでいたのか疑問だったが、その気持ちが何となく分かった気がした。

リーリエ「ミヅキさん……」

彼女を感じる。
ベッドの上で、ミヅキさんと。

リーリエ「あう……///」

先日の出来事を思い出してしまう。
私のベッドで眠っていたミヅキさんに……私のベッドでミヅキさんと……

リーリエ「うう~……!///」ボフッ

恥ずかしくなってしまい、いつもの癖で枕に顔を埋める。
しかしそれは私の枕ではなく彼女が使っているもの。
安らぐ香りも強過ぎると毒になるのか、心臓の鼓動も体の火照りもまったく収まる気配を見せなかった。

 

37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/08(木) 00:36:31.08 id:w1ldwvqA0
……

リーリエ「すう、すう……」

リーリエ「……ん、んぅ……」

リーリエ「…………」

うっすらと目を開く。
しばらくベッドの上で悶々としていたのは覚えているが、どうやら疲れてあのまま眠ってしまっていたらしい。
人のベッドで眠ってしまうなんて……ミヅキさんもやっぱりこんな感じだったのだろうか。

リーリエ「……いま、何時でしょう」

ミヅキさんはまだ帰って来ていないようなので、それほど時間は経っていないらしい。

リーリエ「ちゃんと起きて待ってないと、ミヅキさんに申し訳ないですね……」

よいしょ、と体を起こそうとする。
起こそうとして、

リーリエ「ミヅキさんに……っ」

ぼーっとする頭に、一つの思い付きが浮かんだ。
一気に眠気が吹き飛ぶ。

……もし私がベッドで眠っているところを見たら、ミヅキさんは、どういう行動をするのだろうか。

 

38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/08(木) 00:48:25.14 id:w1ldwvqA0
リーリエ「……」

どうしよう、気になる。
眠るミヅキさんを見つけた時の私の行動は、まああの通りだったわけだけれど。
彼女は一体どうするだろうか。

リーリエ「勝手にベッドに入ったことに呆れるでしょうか?とくに気にせず、普通に起こそうとするのでしょうか?」

それとも。
私がしたことを。
あるいは。
私がしようとしたことを。
さらには。
私が考えもつかなかったことを。

リーリエ「…………///」

私は何を考えているのだろうか。
馬鹿なことはやめて、大人しく待つべきだと思う。

リーリエ「でも……」

 

39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/08(木) 00:55:23.81 id:w1ldwvqA0
ガチャッ

「ただ…まー…」
「…えり。…ちゃんもう……てるわよ」

リーリエ「っ!?」ビクッ

少し離れたところでドアが開く音。
そして、彼女の声。
ミヅキさんが、帰って来たのだ。

リーリエ「……っ」ドキドキ

ベッドの中で身を固くする。
どうやら私は、とっさに寝たふりをすることを選んでしまったようだ。

トットット…

小さな足音が聞こえる。
こちらに近づいて来るのが分かる。

 

40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/08(木) 01:02:56.92 id:w1ldwvqA0
リーリエ「…………」ドキドキ

目をぎゅっと閉じてその時を待つ。
……ガチャ、と控えめに部屋のドアが開く気配を感じる。
いよいよだ。

リーリエ「……………………」ドキドキドキドキ

『……』

すぐ傍にいるのを感じる。
私が眠っている(フリをしている)様子を見つめているようだ。
鼓動が、高鳴る。
ミヅキさんは、どうするのだろうか。

そんな疑問に答えるように、私の寝顔を覗きこんでいた影が動き、そして―――――


ポカッ!ポカポカッ

リーリエ「きゃあっ!?」ガバッ

ニャース「にゃあん」

……猫パンチを受けて、私は飛び起きたのだった。

 

41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/08(木) 01:09:08.83 id:w1ldwvqA0
リーリエ「にゃ、ニャース……さん……?」

ニャース「にゃあ」ポンッ

つねむけざまし

リーリエ「えっと……くれるのですか?」

ニャース「にゃご」コクコク

リーリエ「あ、ありがとうございます……」

私が目を覚ましたことに満足したのか、ニャースさんはそのまま部屋を出て行く。
ミヅキさんが帰って来たので起こしに来た、ということだろうか。

リーリエ「……」

私のドキドキは、いったい。

 

42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/08(木) 01:17:36.37 id:w1ldwvqA0
ミヅキ「リーリエ!待たせちゃってごめんね!」

リーリエ「あっ、ミヅキさん」

ニャースさんと入れ違いになるように彼女がやってきた。

ミヅキ「きのみ取ってたらまたオニスズメたちに狙われちゃって……ちょっと手間取っちゃった」

リーリエ「えっ!?だ、大丈夫なんですか!?お怪我は!?」

ミヅキ「へーきへーき」

コロコロと笑う彼女を見て安心する。
それと同時に、ミヅキさんが大変な目に遭っていたのに良からぬ考えを抱いていたことに罪悪感を覚えた。

リーリエ「ニャースさんには感謝、ですね」ボソッ

ミヅキ「……?なにか言った?」

リーリエ「いえ、何でもありませんよ」

ミヅキさんに笑顔を向ける。
自分がやろうとしていたことはなかったことにしよう、そうしよう。

 

43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/08(木) 01:28:00.60 id:w1ldwvqA0
ミヅキ「ふーん……?ところで、リーリエは何してたの?」

リーリエ「えっ!?」

びくっ、と反応してしまう。
今たしかにミヅキさんの視線がベッドに向けられたような……

ミヅキ「約束の時間より早く来て待っててくれたみたいだけど、私の部屋って何もないから退屈じゃなかった?」

リーリエ「い、いえいえ、そんなことは……。テレビも本もありますし……」

……ミヅキさんのベッドもありますし、とは勿論言えない。

ミヅキ「テレビも点いてないし、本も読んでなかったみたいだけど?」

リーリエ「えっと……そのぅ……」

ニコニコと笑いながら問いかけてくるミヅキさん。
その笑顔はいつも私を安心させてくれる、大好きな表情なのだけれど……
気のせいだろうか、何だか今は少し意地悪そうに見えてしまう。

 

44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/08(木) 01:33:05.16 id:w1ldwvqA0
リーリエ「ほ、ほしぐもちゃんと遊んでたんです!ニャースさんも先ほどまで一緒にいました!」

ミヅキ「ふ~ん?ほ~?」

リーリエ「うう……何を言いたいんですかぁ……」

ミヅキ「べっつに~?」

……ミヅキさんはたまに意地悪になる。
以前からも少しだけそんな一面を見せることはあったのだが、今日確信に至った。
そんなミヅキさんも……魅力的だと思ってしまう私はおかしいのだろうか。

ミヅキ「……」ニコニコ

リーリエ「う~……」

ミヅキ「……ま、その話もおいおい聞くとして。もうすぐ料理が出来るから行こっ!」ギュッ

リーリエ「あ……。は、はいっ」

手を引かれて部屋を出る。
その間際に、先ほどまで自分がいたベッドをちらりと見る。

リーリエ「……」

もし、意地悪ミヅキさんがベッドで眠る私を見つけていたら。

リーリエ「……///」

機会があれば、やっぱり試してみようと心に誓うのだった。


ミヅキベッド編・おわり

 

48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/12(月) 00:41:28.45 id:f2KPeE6v0
************

ミヅキ「zzz」

リーリエ「え?ミヅキ、さん……?」

目の前の光景が信じられなかった。
あの時と同じように、ベッドで気持ち良さそうに眠っているミヅキさん。
あの時よりも、心なしか嬉しそうに眠っているミヅキさん。

リーリエ「どうしてですか……」

ミヅキ「zzz」

様々な感情が巻き起こり、体内で暴れまわるのを感じる。
ミヅキさんを、見つけてしまった。
エーテルパラダイス内の――――――かあさまのベッドの上で。

 

49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/12(月) 00:52:31.85 id:f2KPeE6v0
……

ミヅキ「……お邪魔しまーす」コソコソ

ミヅキ「誰もいない、よね?」

ミヅキ「ふっふっふ」

私はいま、とあるベッドがある部屋にやって来ている。
そう、前々から一度じっくりと堪能させてもらいたいと思っていた――――リーリエのママであるルザミーネさんのベッドだ。

ミヅキ「見るからに高級そうだよね。ふかふかだし大きいし」

ミヅキ「ではさっそく……」

もふっ、と。
ベッドにダイブした私を迎え入れ、柔らかく包み込んでくれる感触。

ミヅキ「んんー……」

思わず声が漏れてしまった。
これは、心地よい。
どこまでも沈み込んで……包んでくれそうなやわらかさ……

 

50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/12(月) 00:59:31.93 id:f2KPeE6v0
ミヅキ「ふわあ……」

すぐさま眠気が襲ってくる。
何という安心感だろうか、これは今までに経験がしたことのないレベルだ。
さらに。

ミヅキ「何だろう、懐かしい匂いがする」クンクン

ミヅキ「はあ……♪」

母親の香り、とでも言うのだろうか。
もう覚えていないはずの赤ちゃんだった頃の記憶がよみがえって来るような感覚。
そして、微かに感じる……リーリエの匂い。

ミヅキ「リーリエも、昔はこのベッドで一緒に寝てたって言ってたよね……」

その時の香りが残っているのだろうか。
それとも親子であるルザミーネさんとリーリエが似たような香りをしているのか。

ミヅキ「うーん……」ゴロゴロ

ミヅキ「んー……」

ミヅキ「……」

ミヅキ「zzz」

私を虜にするリーリエ一族の匂いとベッドの寝心地の良さに敵うはずもなく。
意識を手放し、深いまどろみの中に落ちて行ったのだった――――

 

51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/12(月) 01:09:46.68 id:f2KPeE6v0
……

ミヅキ「……んにゅ?」

ギシッ、とベッドが軋む。
……誰かが私に覆いかぶさっている?

ミヅキ「ふわっ!?」

誰かの気配に一気に意識が覚醒する。
そして気付く。
まるで私を押し倒しているかのような格好でこちらを覗きこんでいるのは……

リーリエ「おはようございます、ミヅキさん」

ミヅキ「お……おはよ?」

リーリエ「……」プクー

……何だかとっても怒っているように見えるリーリエだった。

 

52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/12(月) 01:16:48.06 id:f2KPeE6v0
ミヅキ「り、リーリエ?怒ってるの?」

リーリエ「そんなことないです」プクー

ミヅキ「いやでも」

リーリエ「ないったらないのです!」プクー

ミヅキ「はい……」

ほっぺたを膨らませて明らかに怒リーリエ状態ではあるのだが、本人がそう言うのならこれ以上突っ込むのはやめておこう。
……怒った顔も可愛いな、と思ったのは内緒だ。

リーリエ「……ミヅキさんは」

ミヅキ「なに?」

リーリエ「こうやって私いが、……色んな人のベッドに潜り込んでいるのですか?」

ミヅキ「わたしいが?」

リーリエ「……」

ミヅキ「え、えっと……」

何故だろう。
ここで返答を間違うとまずいことになると私の直感が激しく警告している。

 

53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/12(月) 01:24:25.73 id:f2KPeE6v0
ミヅキ「い、色んな人のってわけじゃないよ?ほら、このベッドって大きくて寝心地が良さそうだから気になっちゃって……」

リーリエ「例えば」

ミヅキ「え?」

リーリエ「マオさんのベッドとか」

ぎくり。

ミヅキ「…………」

リーリエ「スイレンさんのベッドとか」

ぎくりぎくり。

ミヅキ「……………………」

リーリエ「あるのですね?」

ミヅキ「……うう」

はい、あります。
……そう答えたわけではないが、明らかに図星を突かれた様子の私にリーリエの表情が一層険しくなる。
吸い込まれそうなほど綺麗な瞳の中に、燃えたぎる炎が見えたような気がした。

 

54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/12(月) 01:31:01.27 id:f2KPeE6v0
リーリエ「……かあさまのベッドは心地よかったですか?」

ミヅキ「えっと……うん。すごく柔らかくて包み込んでくれる感じがして」

リーリエ「ふーん、そうですか。マオさんは?スイレンさんは?」

ミヅキ「潮風に包まれてる感じだったり、お腹空くようないい匂いだったりしたけど……。で、でもでもリーリエのベッドが一番だよ!うん!」

リーリエ「……」

ミヅキ「あ、あの、リーリエ?どうしてそんなこと聞くの?」

リーリエ「…………」

どうしよう、何か考え事をしているのか黙り込んでしまった。

ミヅキ「うう……」

リーリエはずっと私に覆いかぶさったままだけど疲れたりしないのだろうか。
そういえばこの体勢、何だか……

ミヅキ「…………」

傍から見れば、まるでベッドの上で見つめ合っているかのように映るであろう私たち。
吐息がかかるほど彼女の顔が間近にあり……意識してしまうと、赤面してしまいそうだった。

 

55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/12(月) 01:43:45.64 id:f2KPeE6v0
リーリエ「ミヅキさん」

ミヅキ「ひゃいっ!?」

妙な気分になっていたところに突然名前を呼ばれ、思わず変な声が出てしまう。
平常心、平常心を……

リーリエ「私、いまとっても眠いんです」

ミヅキ「……そ、そうなの?」

リーリエ「はい。ここに来たのもかあさまのベッドで休ませてもらおうと思っていたからなんですが……」

ミヅキ「そうなんだ……あ、もしかして私邪魔かな!?すぐどけるね、うん!」

この場から素早く離脱できる口実が舞い込んで来るとは!
喜び勇んで起きあがろうとする。
する、が。

リーリエ「ふふ……」

ミヅキ「り、リーリエ?あの、動けないんだけど……」

リーリエが上から私を押さえ付け、起きあがることができなかった。

 

56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/12(月) 01:51:48.75 id:f2KPeE6v0
リーリエ「ミヅキさんが邪魔だなんて、そんなことあるわけないじゃないですか」

先ほどまでの怒リーリエはどこへやら、にっこりとほほ笑むリーリエ。
……笑顔のはずなのに、怖さが増しているのは何故なのだろうか。
気のせいということにしたい。

リーリエ「あなたは旅でお疲れなんですから、休養は大切です」

ミヅキ「そ、そうかもね。だから私は家に帰って」

リーリエ「いえいえ、その必要はありません。見ての通りこのベッドは二人くらい余裕で入れます」

リーリエ「ですから」

リーリエ「一緒に、休みましょう」

ミヅキ「ちょ、リーリエ!?」

ぎゅうっ、と力強く抱きしめられる。
柔らかな感触が伝わる。
リーリエの匂いが、体温が、鼓動が――――

 

57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/12(月) 01:56:57.03 id:f2KPeE6v0
ミヅキ「~~~~っ///」

リーリエ「ふふっ、どうしたのですか?この前は同じように私を抱きしめたまま眠っていたじゃないですか」

ミヅキ「い、いやあれは寝ぼけてて……」

それに、違う。
全然違うのだ。
自分から抱きしめるのと、リーリエから抱きしめてもらうのとでこうも違うとは思わなかった。
恥ずかしさと嬉しさがごちゃまぜになり、訳が分からなくなってくる。

リーリエ「ミヅキさん、可愛い……♪」ナデナデ

ミヅキ「ふわ……や、やめて……///」

リーリエ「顔を背けないで下さい。ほら、こっちを見て……」

頭の中がぐるぐるする。
リーリエでいっぱいになる。
何が彼女をそうさせてしまったのか、かつてのオドオドしたリーリエの姿はそこにはなく……

リーリエ「ミヅキさん……」

……そこから先のことはよく覚えていない。

 

58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/12(月) 01:59:56.80 id:f2KPeE6v0
……

リーリエ「うう……///」

昨日のことを思い出すと顔が真っ赤になってしまう。
私のベッドだけだと思っていたのに、ミヅキさんが色んな人のベッドに潜り込んでいるのだと知り――――私は見事に暴走した。
自分の中にあんな積極性があったことも、身を焦がすほどの嫉妬心が湧いたことも、私だけを見て欲しいという強い独占欲があったことも……何もかも驚きだった。

リーリエ「……それとも」

リーリエ「ミヅキさんのおかげで新しい私になれた、ということでしょうか?」

彼女の表情。
彼女の感触。
そして、昨日初めて見た普段とは違うミヅキさんの姿。

リーリエ「……慌てるミヅキさんは可愛かったですね」

ミヅキさんのあの姿を他の誰にも見られたくない。
ミヅキさんに、私だけを見ていてほしい。

リーリエ「だから」

そのためには、今までの情けない私のままでいるわけにはいかないのだ。
ふらふらとどこまでも行ってしまいそうな彼女を、しっかりと捕まえておける自分にならなければならない。

リーリエ「ゼンリョクで、がんばります!」


おしまい



ミヅキ「最近リーリエが毎日一緒に寝ましょうって誘ってくるんだけど……」

グラジオ「そうか、妹をよろしく頼む」

 

59: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/12(月) 02:01:56.82 id:f2KPeE6v0
リーリエかわいい、ただそれだけ
また我慢できなくなったらミヅリリ話書きます

 

60: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/12(月) 02:49:03.49 id:Rnr4wewZ0
ゲームでも主人公はいろんなところのベッドに潜り込むからなぁ

 

62: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/12(月) 17:41:36.08 id:gqTo3y4/0
リーリエはオタサーの姫

 

リーリエ「ベッドの上に」 - SS速報VIP VIPService

【ポケモン】ハウ「えぇ!?リーリエが赤ちゃんになっちゃったのー!?」

ポケモンサン&ムーン
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:02:22.35 id:tPpUjheb0
ククイ「ああ、朝リーリエを呼びに行ったら返事じゃなくてなきごえが聞こえてね」


ククイ「様子を見に行ったらそこにいたのはリーリエじゃなくて」


リーリエ「オギャー!オギャー!」


ハウ「この赤ちゃんだったってわけ?」


グラ爺オ「アルバムで見た赤ん坊のころのリーリエそのままじゃ。間違いない、本人じゃろう」


ヨウ「……」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1480860142

 

2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:03:28.07 id:tPpUjheb0
ハウ「何でリーリエが赤ちゃんになったの?」


ハウ「あと何でグラジオはおじいちゃんになってるの?」


グラ爺オ「ワシが一番知りたいわい」


ククイ「それが全くわからないんだ。それだけじゃなくバーネットからの連絡があったけど」


ククイ「こういう現象はアローラのあっちこっちで起きているらしいんだ」


ハウ「本当?」


ククイ「ああ、今バーネットが調査している途中だ。原因が見つかるまではとりあえずリーリエの面倒を見るしかない」


ハウ「面倒見るって言われても」


リーリエ「うぇぇぇぇぇん!!!」


ハウ「おれ赤ちゃんの世話なんてしたことないよ」


ククイ「ポケモンの世話ならともかく赤ん坊は流石に未経験だ」


グラ爺オ「リーリエの面倒は母上がやってた…。だからワシにはできんぞ」


グラ爺オ「肝心の母上も今は休養中…。まいったのう…」

 

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:04:04.74 id:tPpUjheb0
リーリエ「うぇぇぇぇぇん!!!」


ククイ「あーよしよし、困ったな、さっきからずっと泣き止まないんだ」


ハウ「ベロベロバー」


リーリエ「うぇぇぇぇぇん!!!」


ハウ「だめだ、ちっとも泣き止んでくれない」


ハウ「ねぇ、グラジオもなんかやってよ」


グラ爺オ「ワ、ワシもやるのか!?」


リーリエ「うぇぇぇぇぇん!!!」


グラ爺オ「チッ…」

 

5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:07:57.17 id:tPpUjheb0
グラ爺オ「……」スッ


グラ爺オ「いないいない…ばぁ!!!」


リーリエ「ふぇ…?」


ハウ「からの?」


グラ爺オ「フッ、何してるんじゃ、ワシ」


リーリエ「………」


リーリエ「うぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!」


ハウ「ああ!いいところまで行ってたのに!」


グラ爺オ「バカな…。実の兄があやしているのに泣き止まないだと…!?」

 

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:09:36.94 id:tPpUjheb0
ククイ「がむしゃらにやってもまるでだめだ。まいったな」


ハウ「ああもうどうしよう、ねぇヨウどうしたらいい?」


▶心当たりがある
いい考えがある


グラジオ「何か策があるのか?」


ヨウ「……」コクリ


グラ爺オ「…わかった、リーリエはお前に預けよう」


グラ爺オ「どうやら今回の件はワシたちではどうにもできないからのう」


ククイ「それじゃあヨウ、リーリエを頼むよ」


ヨウは リーリエを 抱いた

 

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:10:16.40 id:tPpUjheb0
リーリエ「ふぇ?」


ヨウ「……」


リーリエ「……あは」


グラジオ「!?」


リーリエ「きゃっきゃっ!あー!」


ハウ「あ!リーリエが笑った!」


ククイ「これは驚かされた。あんなに泣き止まなかったリーリエがヨウに抱かれただけで笑うなんて」


グラジオ「バカな…!?」


ハウ「でもこれでひとまず問題は解決したね!」


ククイ「いやまだだ、まだ子守りの仕方がわかってない」


ククイ「だけどそれを含めていい考えがあるんだろ?」


ヨウ「……」コクッ

 

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:11:06.45 id:tPpUjheb0
ママ「ふ~ん、テレビでも結構話題になってたけどリーリエちゃんもそんなことになってたのね」


ママ「それで子守りの仕方がわからないから私に尋ねてきたと」


ヨウ「……」コクッ


ハウ「なるほどね~、確かに子供の世話の仕方を聞くには母親が一番だもんね~」


リーリエ「きゃはは!」


グラ爺オ「何でワシではなくあいつにあの笑顔を見せるんだ…」


ママ「わかった。それじゃあ一通り説明するからちゃんと聞きなさいよ」


ヨウ「……」コクッ

 

9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:13:13.14 id:tPpUjheb0
ハウ「行っちゃったけどなんとかなりそう?」


もちろん
▶大丈夫


ハウ「なら安心だね!」


リーリエ「うぅ…」


ヨウ「!?」


リーリエは泣き出した


リーリエ「うぇぇぇぇぇん!!!」


ヨウ「……」オロオロ


ハウ「うわっ!一体何!?」


ロトム図鑑「きっとお腹が空いているロト、ミルクを飲ませないといけないロ」


グラ爺オ「ああ、そういえばいたのう、お主」

 

10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:14:34.81 id:tPpUjheb0
急いでミルクを作って飲ませて上げた


リーリエ「むっ…んっ」ゴクゴク


リーリエ「んぱぁ!」


泣き止んだ。お腹がいっぱいになったみたいだ


トントン


リーリエ「ゲプッ」


ハウ「ふぅ、これで一安心だね」


リーリエ「ふわぁ……ZZz…」


グラ爺オ「飲むだけ飲んだら眠ったようじゃな」


ハウ「それにしてもリーリエは赤ちゃんになっても可愛いね」


グラ爺オ「当たり前じゃ、妹じゃからな」

 

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:15:34.40 id:tPpUjheb0
バタン


ククイ「大変だ!」


ハウ「うわっ!ククイ博士どうしたの?」


グラ爺オ「言ってる傍から!今リーリエが寝付いたところなんじゃ!」


リーリエ「ZZz…」


ククイ「おっとすまない、だけどその大変なんだ」


ククイ「バーネットから連絡があった。この一連の騒動の原因がわかったんだ」


グラ爺オ「何!?」

 

12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:17:34.85 id:tPpUjheb0
ククイ「ラナキナマウンテンに突如巨大な時空の歪みが観測された。そしてその歪の中からディアルガが出てきたのを見たんだ」


グラ爺オ「ディアルガ!?」


ハウ「ディアルガってあのディアルガ?」


グラ爺オ「なぜディアルガがアローラに…」


ククイ「わからない。ただディアルガは時を司る伝説のポケモン


ククイ「リーリエが赤ん坊に、そしてグラジオがお爺さんになった原因はきっとディアルガと関係している」


ククイ「僕はすぐにラナキナマウンテンに向かう。手伝ってくれないか?」


ハウ「もちろん!グラジオはどうするの?」


グラ爺オ「当然行くに決まっておる。リーリエにこんな姿にさせたやつはワシが倒す!」


ククイ「ヨウは…無理そうだな」


リーリエ「ZZz…」

 

13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:20:20.83 id:tPpUjheb0
ククイ「仕方ない、ヨウはリーリエの面倒を見ていてくれ」


ククイ「何かあったら連絡するんだぞ」


ヨウ「……」コクン


ハウ「それじゃあ行ってくるね」


グラ爺オ「ディアルガ、相手にとって不足はない…!」


バタン

 

14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:21:02.99 id:tPpUjheb0
リーリエ「ZZz…」


ロトム図鑑「行っちゃったロト」


ニャース「ニャ―」


ヨウ「……」


ロトム図鑑「とても気持ちよさそうに寝てるロトね」


リーリエ「ZZz……んまぁ……」


ロトム図鑑「この寝顔は取っておくべきだロ」カシャ


リーリエ「んぅ…ZZz…」


意外と重い


このまま抱いているのは結構疲れる、ベッドに寝かせよう

 

15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:22:09.66 id:tPpUjheb0
ヨウの部屋


リーリエ「ZZz…」


ヨウはリーリエをベッドに寝かせた


リーリエ「!!」パチッ


ロトム図鑑「もう目が覚めたロト!?」


リーリエ「……ふぇ」


ヨウ「!?」


リーリエ「うぇぇぇぇぇん!!!」


ロトム図鑑「大変ロト!なんとか泣き止まさないト!」


ヨウ「…!」

 

16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:23:05.30 id:tPpUjheb0



リーリエ「うぇぇぇぇぇぇん!」


ヨウ「…」


ポン!


ソルガレオ「ラリオーナ!」


リーリエ「ふぇ?」


ソルガレオ「ラリオーナ!」


リーリエ「……」

 

17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:24:04.68 id:tPpUjheb0
リーリエ「あぶぅ!」ニコーッ!


ロトム図鑑「リーリエの機嫌がよくなったロト!」


ソルガレオ「ラリオーナ!」


ソルガレオはリーリエを乗せたがっている


リーリエ「あう!」


ソルガレオの上に一緒に乗りますか?


▶はい
いいえ


ソルガレオ「ラリオーナ!」


ひょい


リーリエ「あいやいやー!」


ドドドドドドドドドド!!!

 

18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:25:46.01 id:tPpUjheb0
一方


ディアルガ「グギュグバァッ!!」


ハウ「これがディアルガ!?」


ククイ「神話の存在が目の前にいるなんて、身体の震えが止まらないよ」


グラ爺オ「ハァ…ハァ…、年を取ると山に登るのが辛くなる…」


ディアルガ「グギュグバァッ!!」


グラ爺オ「答えるのじゃディアルガ!なぜ島の人たちの年を変えた!」


ディアルガ「グギュグバァッ!!」ピカーン


グラ爺オ「ぐわっ!」


ハウ「頭が痛い!」


ククイ「一体何するつもりだ!」


ディアルガ「グギュグバァッ!!」


ピカァ!

 

19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:27:55.30 id:tPpUjheb0
グラ爺オ「これは…」


異次元に関係しているポケモンのレポート

空間の繋がりを自在に操るパルキア
破れた世界と呼ばれる異空間に棲むギラティナ
異次元から雨を呼んだドータクン


「おい、ディアルガはぶられてるぞw」


「まあ空間操れないから仕方ないねw」


ドータクンにポジション取られたディアルガカワイソス…」


「ざまぁw」


「真の伝説はドータクンだったのか」


ディアルガ「…」プチッ

 

20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:29:27.34 id:tPpUjheb0
グラ爺オ「は!今のは一体!」


ハウ「なんだったの?なんかすごいポケモンたちがいた気がしたけど」


ククイ「どうやらディアルガの怒りの原因を俺たちに見せてくれたらしい」


ディアルガ「グギュグバァッ!!」


グラ爺オ「ようするに神としての威厳を見せつけるために島の人間たちの年を操ったわけか、ふざけるな!」


グラ爺オ「貴様の身勝手な理由でワシらがどんなにひどい目にあっているのかわかるか!」


グラ爺オ「この怒りを全力で貴様にぶつけてやる!行けシルヴァディ!」


シルヴァディ「グォン!」


ハウ「いけ!ライチュウ!」


ライチュウ「ライラーイ」


グラ爺オ「いくぞ!ディアルガ!」


ディアルガ「グギュグバァッ!!」

 

21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:30:40.11 id:tPpUjheb0
ソルガレオ「ラリオーナ!」ドドドドドドド!!!


リーリエ「きゃははは!」


ロトム図鑑「伝説のポケモンをライドポケモンに使うなんて伝説の無駄遣いロト」


リーリエ「あーぶー!!!」


ロトム図鑑「だけどとっても楽しそうロト」


ヨウ「……」


ヨウはさらにソルガレオのスピードを上げた!


ドドドドドドドド!!!


ソルガレオ「ラリオーナ!!!」


リーリエ「あはははは!!!あっ………」

 

22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:31:36.68 id:tPpUjheb0
リーリエ「……!!!」ビクッ


ロトム図鑑「おや?リーリエの顔がなんか青ざめているロト」


リーリエ「うっ…んんぅ…!」プルプル


ロトム図鑑「顔が随分強張ってるロト、何か踏ん張って見えるロト、ふんばリーリエ○ト」


リーリエ「んん!!!」


ヨウ「!?」


びちゃびちゃびちゃ


ロトム図鑑「ん?」


リーリエ「あうぅ…」スッキリ


ロトォオオオオオオオオ!!!

 

23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:32:14.86 id:tPpUjheb0
実家


ロトム図鑑「早く何とかするロト!!!うへぇ…どこかショートしてないロ?」


ヨウ「……」


リーリエ「うぅ…」


リーリエが気持ち悪そうな顔をしている


おむつを外しますか?


▶はずす
はずさない


ヨウはおむつをはずした

 

24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:33:25.34 id:tPpUjheb0
リーリエ「うぅ…」ジワッ


ロトム図鑑「これはすぐに処理をしてっと…」ポイッ


ロトム図鑑「それじゃあ早速おむつ替えるロ!」


ヨウ「……」


替える
▶替えない


ロトム図鑑「え?変えないロト?じゃあどうするロ?」


やっぱ替える
▶お風呂に入る


ロトム「えっ、いやいくらかなり汚れたからと言ってそれは流石にまずいロト、そもそもそれって完全な変態…」


ヨウ「……」ポイッ


ヨウはモンスターボールを投げた


ロトム図鑑「ちょっ!」ポン!


ポン ポン ポン カチッ


おめでとう! ヨウはロトムをゲットした!

 

25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:36:12.04 id:tPpUjheb0
お風呂


シャアアアアアアア


リーリエ「きゃっきゃっ!」バシャバシャ


火傷しないように、しかし風邪も引かないように適温なお湯をリーリエに浴びせた


ヨウ「……」ふきふき


ヨウはリーリエの小さすぎる身体を綺麗に洗った


傷をつけないように丁寧に洗う


頭から足の指まで細かいところは全部綺麗にした


ヨウ「……」


リーリエ「あふぅ…」


リーリエは気持ちよさそうだ!


リーリエ「ふ~…」スッキリ


リーリエはとてもすっきりしたようだ

 

26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:39:59.16 id:tPpUjheb0
チャポン


リーリエ「きゃっきゃっ!」


リーリエは湯船につかって最高にリラックスしている


リーリエ「ばぶー!」


リーリエは最高に懐いているようだ


リーリエ「きゃあ!!!あはは!!!」


ヨウ「……」


ヨウはリーリエの手を握った


湯船につかっているせいか、リーリエの小さな手は物凄く暖かかった


リーリエ「きゃっきゃっ!」

 

27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:40:31.13 id:tPpUjheb0
ピカーッ


リーリエ「う?」


おや?リーリエのようすが…

 

28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:41:43.80 id:tPpUjheb0

ディアルガ「グギュグバァ…」ドォン…


グラ爺オ「はぁ…はぁ…やった…勝った…」


ハウ「はぁ…はぁ…もう…これ以上は無理…」


ククイ「さあディアルガ、僕たちの勝ちだ。今すぐ島の人たちを元に戻すんだ」


ディアルガ「グギュグバァ…」ピカァ!


グラジオ「おお、元に戻っていた」


ディアルガ「グギュグバァ!」ビュン!


ハウ「ああ、行っちゃった」


ククイ「ディアルガ、恐ろしい相手だった」


グラジオ「あれが神話のポケモンの力か…。ウルトラビーストより恐ろしい」


ハウ「本当だねー。鍛えてなかったら一瞬でやられてたよ」


ククイ「さて、そろそろ帰るか。リーリエも戻っているみたいだし」

 

29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:43:11.46 id:tPpUjheb0
チャポン


リーリエ「……え?」


ヨウ「……」


おめでとう!リーリエが赤ちゃんから元の姿に戻った!


リーリエ「えっ……えっ……?」ジロジロ


ヨウ「……」


リーリエ「……」ジーッ


リーリエ「…!!!」ボッ///


キャアアアアアアアアアアアア!!!

 

30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:44:19.03 id:tPpUjheb0
十数分後


リーリエ「……」


ヨウ「……」


リーリエ「…それで、お漏らしした私の身体を洗うために一緒にお風呂に入ったんですか?」


ヨウ「……」コクン


リーリエ「そんなの嘘です!嘘に決まってます!信じられません!この私がお漏らしなんてするはずないですし」


リーリエ「ましてや私が赤ちゃんになっていたなんてそんなの在り得ません!」プンスカ!


ヨウ「……」


リーリエ「確かに途中から記憶がありませんがだからって赤ちゃんになったなんてそんな話があるはずないです!」


リーリエ「証拠はあるんですか!」


ヨウ「……」スチャ


ヨウはロトムを繰り出し……

 

31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:45:17.86 id:tPpUjheb0
ガチャ


ハウ「ただいまー」


グラジオ「リーリエ!元に戻ったか!?」


リーリエ「兄さま!ハウさん!ククイ博士!元に戻ったってどういうことですか?」


ククイ「さっきまでリーリエは赤ちゃんになっていたんだ」


リーリエ「えぇ!?」


ヨウ「…」


グラジオ「驚くのも無理はない、覚えてないだろうが今までお前は赤ん坊にされていたんだ」


グラジオ「ちなみに俺も爺にされていた」


リーリエ「ほ、本当に?」


グラジオ「俺がつまらない冗談をいうタイプに見えるか?」


リーリエ「い、いえ…だけどだとしたら一体何で…」


ククイ「それはディアルガがかくかくしかじかで…」

 

32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:46:25.83 id:tPpUjheb0
リーリエ「…そうだったんですか…それじゃあヨウさんの言ったことは全部本当だったんですね」


リーリエ(私と一緒にお風呂に入ったのも私のお世話をするためだったなんて…。それじゃあ私、とんでもない勘違いを…)


リーリエ「あの…ヨウさん、勘違いをしてしまってごめんなさい…」


リーリエ「てっきり私は…」


グラジオ「勘違い?てっきり?おい、リーリエになんかしたのか?」


リーリエ「あ、いえ!こっちの話です!ちょっと戻ったときにアクシデントがあっただけなので」


グラジオ「?…ならいいが」

 

33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:47:55.60 id:tPpUjheb0
ククイ「さて、元に戻ったことだしそろそろ帰るか…と言いたいところだけど」


ククイ「ディアルガのおかげで時間の乱れが不安定になってるらしいから調査にいかないと」


グラジオ「俺はエーテルパラダイスに戻る、財団も今回の騒動について調査を行うらしい」


ハウ「おレはハウオリシティでマラサダでも食べに行ってくるよ」


リーリエ「私は、ちょっと気分がすぐれないのでしばらく潮風にあたります」


グラジオ「無理はするなよ」


ハウ「じゃあねー」

 

34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:49:56.09 id:tPpUjheb0
リーリエ「……あの、ヨウさん」


ヨウ「……」


リーリエ「疑ってごめんなさい。そしてありがとうございました」


リーリエ「さっきまでてっきりヨウさんのこととんでもない変態だと思っていましたので」


ヨウ「……」


リーリエ「でも、今の話を聞いてわかりました」


リーリエ「ヨウさん、私のために頑張ってお世話をしてくれたんですね。非力な赤ん坊となった私のお世話を」


ヨウ「……」


リーリエ「はぁ…私ったら、結局最後の最後までヨウさんの力を借りないと何もできませんでした」


▶そんなことはない
見てほしいものがある


リーリエ「え?そんなことはない?」

 

35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:52:57.28 id:tPpUjheb0
ヨウ「……」スチャ


ポン!


ロトム図鑑「うへぇ…モンスターボールは狭いロト…」


ヨウ「……」ピピッ


ポケファインダー起動


ロトム図鑑「ロ!?」


リーリエ「これって…ヨウさん?そして抱いているのは…赤ちゃん?」


リーリエ「えっ、これって…もしかして私?」


ヨウ「……」


リーリエ「寝ているときの私の笑顔は本当にかわいかった?」


リーリエ「この笑顔のおかげでヨウさんのやる気がぐぐーんと上がったんですか?」


リーリエ「あの、覚えがありませんしかなり恥ずかしいですけど」


リーリエ「そう言ってくれると……こっちも嬉しいです///」


ヨウ「……」

 

36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:54:25.58 id:tPpUjheb0
リーリエ「あの…それじゃあ、私はそろそろ行きますね」


リーリエ「それと、あの出来事は、くれぐれも内緒にしてくださいね///」


ヨウ「……」コクン


リーリエ「じゃあ、私はこれで」




リーリエ「……」


リーリエ「はぁ、やっぱりお風呂の件のことがどうしても頭から離れません」


リーリエ「これからどんな顔をしてヨウさんに会えばいいんでしょう…」


リーリエ「もう一度、気合い入れて頑張らないと!」

 

37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/04(日) 23:56:00.11 id:tPpUjheb0
ヨウ「……」


ギュウッ


リーリエのあの小さな手のぬくもり


柔らかい肌、つぶらな瞳


ヨウは新たに赤ちゃんリーリエの感触を覚えた!


ヨウはこの記憶と感触を永遠に刻み込むことにした


ヨウ「……」




ロトム図鑑「変態じゃない、ド変態ロト」


終わリーリエ

 

41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/05(月) 09:13:24.89 id:zEppc27A0
サンとムーンで時間がズレてるのはディアルガのせいだろ?

 

42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/05(月) 17:01:14.74 id:tEC6p/c/O
あのレポートがキッカケで体が黒くなっていくディアルガです?

 

ハウ「えぇ!?リーリエが赤ちゃんになっちゃったのー!?」 - SS速報VIP VIPService

【ポケモン】リーリエ「今日も1日ふんばリーリエ!」

ポケモンサン&ムーン
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/02(金) 21:33:32.51 id:BfU7hrUg0

 

2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/02(金) 21:36:59.95 id:BfU7hrUg0
ーナッシー・アイランドー

リーリエ「(アローラ地方の旅を始めて早数ヶ月が経ちました)」

リーリエ「(4つ目の島…ポニ島。ヨウさんの島めぐりもいよいよ終盤です)」

リーリエ「(私の方はというと……最初の頃と比べると随分旅に慣れてきたように思えます)」

リーリエ「(以前は二、三時間も歩き続けてればヘトヘトでしたが、今は全然ヘッチャラです)」

リーリエ「(怖かったポケモンさんにも少しずつですが慣れてきました)」

リーリエ「(……ですが、どうしても未だに慣れないことが一つだけあります)」

リーリエ「(それは……)」

ぶるっ

リーリエ「っ……!」

リーリエ「(そうです。排泄行為です)」

 

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/02(金) 21:46:06.35 id:BfU7hrUg0
ヨウ「…………?」

リーリエ「え……顔色ですか?」

リーリエ「へ、平気です!なんともありません!」

リーリエ「それより雨が降りそうです。急いでつきのふえを取りに行きましょう!」

ヨウ「…………」コクリ

リーリエ「(……なんとか誤魔化せたようです)」

 

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/02(金) 22:01:59.08 id:BfU7hrUg0
リーリエ「(私は旅を始めてから、未だに外で排泄行為をしたことがありません)」

リーリエ「(幸いアローラ地方には町だけでなく、幾つかの道路にもポケモンセンターやモーテルがあります)」

リーリエ「(なので、普段はお手洗いには困らないのですが……このポニ島ではそうもいきませんでした)」

リーリエ「(ボートに乗せていただいて波に揺られること数時間)」

リーリエ「(その間ずっとおトイレを我慢し続け……ようやく着いたこのナッシー・アイランド……)」

リーリエ「(お手洗いなんてどこにもない無人島でした……)」

リーリエ「(これではおトイレが出来ません……なんとか村に戻るまで我慢しないと……)」

リーリエ「(がんばリーリエ……いえ……)」

リーリエ「(ふんばリーリエ!です!)」

 

5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/02(金) 22:37:24.36 id:BfU7hrUg0
リーリエ「(とは言っても、既に歩くのがやっと……)」

リーリエ「(このまま我慢できるのでしょうか……)」

リーリエ「……あ」

リーリエ「(そういえば、この間…ヨウさんとハウさんのお話で……)」







ハウ「ねーねーヨウー。いつも外でトイレしたくなったらどうしてるー?」

ヨウ「…………」

ハウ「オレねー、いつもこっそり外でしてるんだけどさー」

ヨウ「…………」

ハウ「こないだいるのに気がつかなくて、アゴジムシにお尻挟まれたんだー」

ヨウ「…………(真顔)」

リーリエ「」

ハウ「あー。リーリエだー」

ハウ「リーリエはいつもどうしてるー?」

リーリエ「し…知りませんっ///」

 

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/02(金) 22:46:41.63 id:BfU7hrUg0






リーリエ「……外で…………」

リーリエ「(外でするおトイレ……どんな感覚なのでしょう……)」

リーリエ「(恥ずかしいですけど……それで楽になれるのなら…いっそ……)」

リーリエ「!!」ハッ

リーリエ「(わ、私は今何を……)」

リーリエ「(ダメです!そんなはしたないこと……!)」

リーリエ「(それにもしそんなことがかあさまに知られたら、私はきっと美しくないと罵られることでしょう)」

リーリエ「(……でも………)」

 

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/02(金) 22:55:54.38 id:BfU7hrUg0
リーリエ「(一度だけなら……)」

リーリエ「(そう……一度だけ……今回だけ……それならきっと……)」

リーリエ「…………あの、ヨウさん」モジモジ

ヨウ「…………?」

リーリエ「その……少しの間、一人になりたいんです……」モジモジ

ヨウ「…………!」

リーリエ「…………」

ヨウ「…………」

リーリエ「あの……ヨウさん……?」

ヨウ「…………」

いいよ
だめ

ヨウ「…………」

ニアだめ

 

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/02(金) 23:09:50.09 id:BfU7hrUg0
リーリエ「なっ……どうしてですか!?」

ヨウ「…………」

リーリエ「……この島のポケモンは強いから、虫よけスプレーを持ってても一人になるのは危険……?」

リーリエ「そ…それはそうですが……」

リーリエ「(うぅ……こうなったら……正直に話すしかありません……)」

リーリエ「……あのですね。ヨウさん」

ヨウ「…………?」

リーリエ「実は……」

ーーーーポツッ

 

9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/02(金) 23:19:19.09 id:BfU7hrUg0
ヨウ「…………!」

リーリエ「……雨………」

ーーポツッ ーーポツッ

ーーーーポツッ

ザーーーー

リーリエ「大変……!ヨウさん!雨宿りできる場所を探しましょう!」

ヨウ「…………!」

リーリエ「あそこの洞穴ですね!わかりました!」

 

10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/02(金) 23:26:46.81 id:BfU7hrUg0
ー洞穴ー

ヨウ「…………」

リーリエ「雨……止みませんね」

ヨウ「…………」コクリ

リーリエ「…………はぁ……」

リーリエ「(ますます言い出せなくなりました……)」

リーリエ「(こんな狭い洞穴でするわけにもいきません……)」

リーリエ「…………っっ!」

 

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/02(金) 23:28:00.87 id:BfU7hrUg0
リーリエ「(早く……雨が止まないと………!)」モジモジ

ヨウ「…………?」

ガシッ

リーリエ「えっ……?ヨウさ………そ……そんな急に触られたら……」



シャーーーー


リーリエ「あ………」

ヨウ「!?(真顔)」

リーリエ「ぃ……ぃゃ…………!」シャーー

リーリエ「ぁ……やぁ……っ///み……みないでぇ……///」シャーーーー

ヨウ「…………」ポカーン

リーリエ「ヨウさ……っ///……ん……///」ビクン ビクン

ヨウ「…………!」プイッ

 

12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/02(金) 23:34:03.27 id:BfU7hrUg0






ヨウ「…………」ポカーン

リーリエ「…………あの、ヨウさん」

リーリエ「着替え……終わりました」

ヨウ「…………?」

リーリエ「……はい。大丈夫です」

リーリエ「……お見苦しいところをお見せしてごめんなさい……」

ヨウ「…………」

気にしていない
ちゃんと洗った?

ニア気にしていない

リーリエ「そうですか……それでは雨も上がったことですし、先に進みましょう」

ヨウ「…………」コクリ

 

13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/02(金) 23:46:06.57 id:BfU7hrUg0
リーリエ「…………」

ヨウ「…………」

リーリエ「(ヨウさんは何も言いません)」

リーリエ「(口数が少ない……私に気を遣っているようです)」

リーリエ「(ですが、この重い空気は却って私に思い知らせてくれました)」

リーリエ「(さっきの出来事が……夢ではなく、現実に起きたことだということを……)」

 

14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/02(金) 23:48:43.37 id:BfU7hrUg0
リーリエ「(……お漏らしする所を見られてしまいました)」

リーリエ「(よりによって……ヨウさんに……)」

リーリエ「(大切な人……大好きな人に…………)」

ポロッ

リーリエ「あ…………」

リーリエ「(ヨウさんに……嫌われる……!)」

ポロポロ……

リーリエ「う……うぅ……」

リーリエ「えぐっ……うぅ……!」



ギュッ

 

15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/02(金) 23:49:34.81 id:BfU7hrUg0
ヨウ「…………」

リーリエ「うぐっ………ヨウ……さん……?」

ヨウ「…………」

リーリエ「……!」

リーリエ「……だ、ダメです!そんなくっついたら……」

リーリエ「雨で洗いましたけど……おしっこ漏らしたのに……!」

ヨウ「…………」フルフル

 

16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/02(金) 23:50:13.27 id:BfU7hrUg0
リーリエ「……大丈夫……?」

リーリエ「ダメですよ……私……ヨウさんに嫌われたと……」

ヨウ「…………(真顔)」フルフル

リーリエ「……嫌いになんかならない……?」

リーリエ「……ヨウさん…………」

ヨウ「…………」

ギュッ

 

17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/02(金) 23:50:58.11 id:BfU7hrUg0
リーリエ「………あの…ヨウさん……」

ヨウ「…………?」

リーリエ「私は、男の人にお漏らししてる所を見られてしまいました」

リーリエ「……これではもう、お嫁には行けません」

ヨウ「…………」

リーリエ「なので……将来…………ヨウさんが……その、私を貰ってくれませんか……?」

ヨウ「…………!?」

リーリエ「どう……でしょうか……?///」

ヨウ「…………」

コクッ

 

18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/02(金) 23:51:35.55 id:BfU7hrUg0
リーリエ「ヨウさん…………!」

ポンッ!

キテルグマ「クマーー!」

リーリエ「キ…キテルグマさん!?どうしてボールの中から勝手に……」

ヨウ「…………!」

リーリエ「え……?恐らく、私たちが抱き合っているのを見て本能が刺激された……ですか……?」

リーリエ「と……ということは……?」

キテルグマ「クマーーーー!!」

ギュッ! メリッ

ヨウ「」

リーリエ「ヨ…ヨウさん!!しっかりして下さい!!」

 

20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/06(火) 21:40:38.05 ID:0R85G/LX0
ー海の民の村ー

ロトム「ヨウ……なかなか目を覚まさないロト……」

リーリエ「はい……」

リーリエ「……でも、必ず帰ってきてくれます」

リーリエ「ヨウさんはそういう人ですから」

ロトム「リーリエ……」

ロトム「……今日はもう遅いロト。ヨウはぼくに任せてリーリエは休むロト」

 

21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/06(火) 21:58:59.69 ID:0R85G/LX0
リーリエ「ありがとうございます。ロトム図鑑さん」

リーリエ「でも私は平気です」

リーリエ「こんな時くらい、私が頑張らないと」

ロトム「……分かったロト」

ロトム「がんばリーリエ、ロト!」

リーリエ「……はい!がんばリーリエです!」

 

22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/06(火) 22:14:51.78 ID:0R85G/LX0






ヨウ「」

リーリエ「…………」







ヨウ「」

リーリエ「……ヨウさん…………」







ヨウ「」

リーリエ「…………」

 

23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/06(火) 22:19:47.29 ID:0R85G/LX0






ー朝ー

パチッ

ヨウ「…………」ボーー

ヨウ「…………」キョロキョロ

リーリエ「………スゥ………スゥ………」

ヨウ「……!!」

ぴくっ

リーリエ「ん……ヨウ……さん……?」

 

24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/06(火) 22:35:28.32 ID:0R85G/LX0
リーリエ「!」

リーリエ「ヨウさん!目が覚めたのですね……!」

ヨウ「…………」コクリ

ギューー

リーリエ「良かった……本当に良かったです……」

ヨウ「~~~~!!」

ロトム「リーリエ。ヨウが痛がってるロト」

リーリエ「あっ!ごめんなさい!」

ヨウ「」

 

25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/06(火) 22:44:10.10 ID:0R85G/LX0
ロトム「ヨウ、無事で良かったロト」

ヨウ「…………」コクリ

ロトム「それじゃあボクはククイ博士にヨウが目覚めたって連絡してくるロト」スィ~

リーリエ「はい。お願いします」



ロトム「(ヨウ……リーリエ……本当に良かったロトねぇ……)」

ロトム「(しばらく二人きりにしてあげるロト)」

ロトム「(リーリエのお漏らしも全部見てたけど黙っておくロト)」

ロトムロトム図鑑はクールに去るロト~」

 

26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/06(火) 22:47:34.48 ID:0R85G/LX0
ヨウ「…………ッ!」ズキッ

リーリエ「あまり動いてはダメですよ。肋骨が何本か折れてしまっているそうなので」

ヨウ「…………!」

リーリエ「ヨウさん、気を失った時のこと覚えていますか?」

ヨウ「…………」コクッ

リーリエ「お医者さんが言っていました。キテルグマさんに抱き締められてこの程度で済んだのは奇跡だって」

ヨウ「…………」

 

27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/06(火) 22:58:53.02 ID:0R85G/LX0
ヨウ「…………」クイクイ

リーリエ「……え?キテルグマさんのボールですか?」

リーリエ「それならここに……ボールを投げるのも辛いでしょうし、私が代わりに」

ポンッ

キテルグマ「クマ……」

ヨウ「…………」

 

28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/06(火) 23:07:10.45 ID:0R85G/LX0
リーリエ「あまりキテルグマさんを叱らないであげてくださいね?」

リーリエ「無事戻ってこられたのもキテルグマさんのお陰なんです」

リーリエ「ヨウさんを抱えながら、野生のポケモンから私を守って……」

ヨウ「…………」クイクイ

キテルグマ「クマ……(真顔)」

ヨウ「…………(真顔)」スッ

ナデナデ

キテルグマ「クマーー♪(真顔)」

リーリエ「ヨウさん……」

 

29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/06(火) 23:10:16.64 ID:0R85G/LX0
ヨウ「…………ッ!」ズキッ

リーリエ「ヨウさん!安静にしていて下さい」

ヨウ「…………」

リーリエ「……確かにかあさまは急いで止めなければなりませんが……」

リーリエ「ヨウさんは今は怪我を治すことだけを考えていてください」

リーリエ「今のままでは、きっとかあさまは止められません」

ヨウ「…………」

ヨウ「…………」コクリ

 

30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/06(火) 23:10:53.72 ID:0R85G/LX0
リーリエ「ヨウさん。果物が剥けました」

ヨウ「…………」

リーリエ「か……形はあまり美しくありませんが、美味しいですよ!」

ヨウ「…………」

リーリエ「う……ごめんなさい……」

リーリエ「果物の皮を剥くのって、思っていたより難しいです……」

リーリエ「…………でも、全力で特訓するので安心して下さい!」

ヨウ「…………?」

 

31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/06(火) 23:11:44.17 ID:0R85G/LX0
リーリエ「ヨウさんの身の回りのお世話は私に任せて下さい!」

リーリエ「何かして欲しいことはありませんか?」

ヨウ「…………」

リーリエ「…………え?おトイレ……ですか……?」

リーリエ「あの……本気ですか……?」

ヨウ「…………」コクッ

リーリエ「…………!」ゴクリ

リーリエ「……わ、分かりました……///今容器の準備を……///」

ヨウ「…………?」ムクッ テクテク

リーリエ「あっ……普通に歩いて……」

 

32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/06(火) 23:12:32.43 ID:0R85G/LX0
リーリエ「ヨウさん。ご飯を貰ってきました」

ヨウ「…………」ペコリ

リーリエ「では、口を開けてください」

ヨウ「…………?」

リーリエ「私がヨウさんに食べさせてあげます!」ニコッ

ヨウ「…………!?」フルフル

ズキッ!

ヨウ「~~~~!!」

リーリエ「もう、ダメですよ。ジッとしていないと」

リーリエ「はい。あーんってしてください」

ヨウ「…………」

ヨウ「…………(真顔)」あーん

 

33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/06(火) 23:13:12.68 ID:0R85G/LX0
リーリエ「では、まず煮物から……」ヒョイ

リーリエ「!」

リーリエ「(ヨウさんの顔……近い……)」

リーリエ「(それに、私の方をまっすぐ……)」

リーリエ「…………///」

ヨウ「…………?」

リーリエ「(どうしたのでしょうか……私、ヨウさんの顔を直視できません……)」

ピトッ

ヨウ「~~~~!!」

リーリエ「ご、ごめんなさい!大丈夫ですか!?」

 

35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/09(金) 21:16:19.12 id:vB15F0xy0
ー数日後ー

ガラッ

ハウ「ヨウー。お見舞いに来たよー」

グラジオ「……リーリエも一緒か」

リーリエ「ハウさん!それににいさまも!」

ハウ「うわー。俺そんな怪我するのやだなー」ガサガサ

ハウ「あーそうだー。マラサダ食べるー?」ムシャムシャ

ヨウ「…………」コクッ

リーリエ「だ、ダメです!」

リーリエ「マラサダなんて食べたら、お腹いっぱいになってこちらで出される食事が入らなくなってしまいます」

ハウ「そっかー」

ハウ「あー全部食べちゃったー」

ヨウ「…………(真顔)」

 

36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/09(金) 21:26:07.12 id:vB15F0xy0
グラジオ「……で、怪我の具合はどうだ?」

ヨウ「…………」

リーリエ「順調に回復しているみたいです」

リーリエ「お医者様はあと数日の内に退院しても良いと」

グラジオ「そうか……それはなによりだ」

グラジオ「だが焦る必要はない」

ヨウ「…………?」

リーリエ「どういうことですか?」

グラジオ「俺達の母親に、ヨウが怪我をしたと連絡した所……完治するまでウルトラスペースにて待つとのことだ」

リーリエ「かあさま……」

 

37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/09(金) 21:58:45.09 id:vB15F0xy0
ハウ「ねーねーリーリエー」

リーリエ「どうかしましたか?ハウさん」

ハウ「リーリエはさー、ヨウお見舞いに何回も来てるのー?」

グラジオ「…………!」

リーリエ「はい。というよりは付きっ切りでヨウさんのお世話をしています」

リーリエ「……あまり役に立ってるとは言えませんが……」

ハウ「へーいいなー。リーリエが世話してくれるなら俺も怪我したいなー」

リーリエ「もう……ハウさんったら何を……」

 

38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/09(金) 22:05:24.67 id:vB15F0xy0
グラジオ「ぐあぁぁぁぁぁぁぁ!!」

ヨウ「!?」

リーリエ「に、にいさま!?」

ハウ「どうしたのー?」

グラジオ「ひ……左手が疼く……!」

グラジオ「リーリエ…済まないが看病を」



リーリエ「わー。こちらのライチュウエスパータイプなんですねー」

ハウ「他の地方は違うのー?」

グラジオ「…………」

グラジオ「フッ……なにしてやがる……オレ」

 

39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/09(金) 22:12:19.33 id:vB15F0xy0
グラジオ「ハウ…俺は先に帰るぞ」

ハウ「えー?拗ねないでよグラジオー」

グラジオ「別に拗ねているんじゃない!」

リーリエ「にいさま、ごめんなさい……」

グラジオ「…………フン……」

リーリエ「……でも、私は誰に対しても同じように看病する訳ではないのですよ?」

グラジオ「…………何?」

ハウ「んー?それってどういうことー?」

リーリエ「こんなことするの……ヨウさんだけです」

 

40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/09(金) 22:39:35.42 id:vB15F0xy0
ヨウ「…………!?」

グラジオ「リーリエ……ヨウがこの兄よりも特別だと言うのか!」

リーリエ「はい。にいさまは孤独がお好きな方なので、私は知りません」

グラジオ「ぐぬぬ……」

リーリエ「それに、ヨウさんがにいさまより特別なのは当たり前です」

グラジオ「どういうことだ……!?」

リーリエ「何故ならヨウさんは……私の……」

ヨウ「…………!」

リーリエ「私の……旦那様になる方ですから」

 

41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/09(金) 23:05:21.88 id:vB15F0xy0
ヨウ「…………!?」

ハウ「えーー!?」

グラジオ「ヨウ!!貴様ァァァァァァァ!!」

ハウ「落ち着いてー!ここ病室だってーー!」

グラジオ「離せっ!どういうことか説明して貰うぞ!」

ヨウ「…………?」

リーリエ「ヨウさん。勝手なことをしてごめんなさい……」

リーリエ「……でも、いずれにいさまには報告しなければならないことですから///」ニコッ

ヨウ「…………(真顔)」

 

42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/09(金) 23:10:53.18 id:vB15F0xy0






ヨウ「…………」

リーリエ「ヨウさん。具合はどうですか」

ヨウ「…………」

リーリエ「そうですか……では、行きましょう」

リーリエ「……かあさまを止めに!」

ヨウ「…………!」コクッ

 

43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/10(土) 01:02:46.96 id:CvSGsjuV0
ルザミーネ撃破後ー

リーリエ「ヨウさん!」

ヨウ「…………!」

リーリエ「ヨウさん……かあさまのこと…ありがとうございました……」

ヨウ「…………」

リーリエ「かあさまを止められたのはヨウさんのおかげです」

ヨウ「…………」フルフル

 

44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/10(土) 01:03:28.88 id:CvSGsjuV0
リーリエ「みんなが頑張ったから……?」

リーリエ「……そうですね…………」

リーリエ「……でも…それでもやっぱり私は思うのです」

リーリエ「ヨウさんがいなければ……きっと私は諦めていたと」

ヨウ「…………!」

リーリエ「……思えば……前にはちゃんと言っていませんでした」

ヨウ「…………?」

リーリエ「ヨウさん……」

リーリエ「…………好きです」

 

45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/10(土) 01:03:57.53 id:CvSGsjuV0
ヨウ「!!」

リーリエ「あなたが好きです」

リーリエ「……大好きです…!」

ヨウ「…………(真顔)」

リーリエ「……///」

リーリエ「ヨウさんはどうですか……?」

リーリエ「私のこと……どう思っていますか?」

ヨウ「…………」

ヨウ「…………」コクリ

リーリエ「ーーーー!!」

リーリエ「よかった……嬉しい……私…嬉しいです……!」

 

46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/10(土) 01:04:46.94 id:CvSGsjuV0
リーリエ「かあさまが元気になったら私たちのことを報告しましょうね」

リーリエ「かあさまとは色々ありましたが、具合が良くなればきっと祝福してくれると思います」

リーリエ「もしかしたらヨウさんのキテルグマさんとかあさまのキテルグマさんも仲良しになれるかもしれませんね」

ヨウ「…………」

リーリエ「それと……にいさまの説得もしないとですね」

グラジオ「そのことで話がある!」シュバッ

リーリエ「ひゃあっ!?」

 

47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/10(土) 01:05:19.63 id:CvSGsjuV0
ヨウ「…………!?」

リーリエ「に…にいさま!?どうしたのですか!?」

グラジオ「こないだヨウの見舞いに行った後……」

グラジオ「俺は考えた……お前達が一緒になった時のことを」

リーリエ「はぁ……」

グラジオ「その結果……」

 

48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/10(土) 01:06:10.70 id:CvSGsjuV0






したっぱA「おらおらっ!くらえっ!」ドカッ

したっぱB「おらっ!トラップシェル出せっ!」ドカッ

バクガメス「ガメェ!!」

「大変だ!スカル団がバクガメスをいじめてるぞ!」

「でも俺たちじゃスカル団に敵わないぞ!」

グラジオ「おい!貴様等何をしている!」

ヨウ「…………!!」

 

49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/10(土) 01:07:00.12 id:CvSGsjuV0
「おおっ!エーテル財団代表のグラジオさんだ!」

「アローラ初代チャンピオンのヨウもいるぞ!」

アローラ地方最強の兄弟が来てくれたァ~!」

したっぱA「あ、あいつらには敵わねえ!ずらかるぜっ!」

したっぱB「お…おう!」

グラジオ「フッ……最強の兄弟だと……」

ヨウ「グラジオ義兄さんとならそう呼ばれるのも悪い気はしないよ」

グラジオ「あぁ……俺もだ。これからも頼むぜ……相棒」

ガシッ







グラジオ「意外と悪くない!!」シュバッ

 

50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/10(土) 01:07:36.81 id:CvSGsjuV0
グラジオ「義兄弟……相棒……二人のヌル使い……フッ……」

リーリエ「あの……ヨウさん……」

リーリエ「にいさまはさっきから何を言っているのでしょう?」

ヨウ「…………?」

リーリエ「良くわかりませんが、私達のことを認めて貰えたということでいいのでしょうか?」

ヨウ「…………」コクリ

 

51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/10(土) 01:08:19.21 id:CvSGsjuV0
ー数日後ー

ヨウ「…………zzz」

ママ「起きなさい!ヨウ!」ユサユサ

ヨウ「…………!?」ビクッ

ママ「おはよう。女の子がデートのお誘いに来てるわよ」

ヨウ「…………?」

 

52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/10(土) 01:09:00.51 id:CvSGsjuV0
ママ「ごめんね。リーリエちゃん」

ママ「ヨウ、今起きたところだから上がって待ってて!」

リーリエ「ありがとうございます。義母様」

ママ「リーリエちゃんは礼儀正しくていい子ねー」

ママ「今すぐヨウのお嫁さんに貰いたい位だわ」

リーリエ「もう……義母様ったら……///」

ヨウ「…………(真顔)」

 

53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/10(土) 01:09:56.47 id:CvSGsjuV0
リーリエ「おはようございます。ヨウさん」

ヨウ「…………」コクリ

ヨウ「…………?」

リーリエ「あのですね…先日、ビッケさんからこのような物を貰ったのですが……」

ママ「あら、ミュージカルのペアチケットじゃない」

ママ「場所はハノハノリゾート……うわ…高そー……」

ヨウ「…………?」

 

54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/10(土) 01:10:36.88 id:CvSGsjuV0
リーリエ「はい。それでですね、ヨウさんさえ良ければ一緒に行きませんか?」

ヨウ「…………」コクッ

リーリエ「…………!」

リーリエ「では、後でまた迎えに来ます!」

リーリエ「楽しみにしていますね!」ニコッ

ヨウ「…………」

ママ「あんたもなかなかやるわねー」

ママ「しっかりリーリエちゃんをエスコートするのよ?」

ヨウ「…………(真顔)」

 

55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/10(土) 01:11:22.49 id:CvSGsjuV0
ーハノハノリゾートー

「今日も1日がんばリーリエっ♪」

「ってやつめっちゃ流行ってるぅ~~♪」

チャチャーーーン

テレレーーーーン

「私がァ~~♪」

「最初に言いだしたことにならないかなァ~~~♪」

リーリエ「…………」ウルウル

ヨウ「…………zzz」

 

56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/10(土) 01:11:55.76 id:CvSGsjuV0






ヨウ「…………」ふわ~ぁ

リーリエ「素敵なお話でした……」

リーリエ「ヨウさんはどうでした?」

ヨウ「…………!?」ビクッ

リーリエ「ヨウさん……?」

ヨウ「…………!」コクコクッ

リーリエ「そうですよね!とても素敵でした!」

リーリエ「特に……」

 

57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/10(土) 01:12:46.38 id:CvSGsjuV0
リーリエ「あ……」

リーリエ「定期便…終わっていますね」

ヨウ「…………」コクリ

リーリエ「私はポケモンさんにライド出来ませんし、これでは帰れませんね……」

ヨウ「…………」コクリ

リーリエ「…………」

ヨウ「…………」

リーリエ「…………!」

リーリエ「…………あ、あの!」

ヨウ「…………?」

リーリエ「実は……ビッケさんがホテルを手配してくれたんです……」

ヨウ「…………!」

リーリエ「ただ、一つ問題が……」

 

58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/10(土) 01:13:28.19 id:CvSGsjuV0
ーホテルー

ヨウ「…………!」

リーリエ「見ての通り……ベッドが一つしかなくて……」

リーリエ「こ、こうなったら二人で一緒のベッドで寝るしかありません!」

リーリエ「…………///」

ヨウ「…………」フルフル

スタスタ

リーリエ「え?ソファで寝るから大丈夫?」

リーリエ「ま…待ってください!」

ゴロッ

ヨウ「…………zzz」

リーリエ「…………」

リーリエ「もう……ヨウさんのばか……」

 

59: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/10(土) 01:14:13.06 id:CvSGsjuV0
ーコニコシティー

リーリエ「ここは何度来ても素敵な街ですね」

リーリエ「珍しいお店もたくさんありますし……」

リーリエ「あっヨウさん。あそこのブティックに行きませんか?」

マオ「あっ!ヨウにリーリエ!」

マオ「アローラー!」

ヨウ「…………!」

リーリエ「マオさん!こ…こんにちは!」

マオ「ねぇねぇヨウ。今度私の手料理食べに来ない?」

マオ「腕によりをかけて作っちゃうよー♪」

ヨウ「…………」コクッ

リーリエ「…………」

 

60: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/10(土) 01:14:55.11 id:CvSGsjuV0
マオ「うん!じゃあまたね!」

リーリエ「あ、あの!ヨウさん!」

スイレン「ヨウさん。リーリエさん。アローラ」

リーリエ「あ……」

ヨウ「…………!」

スイレン「ヨウさん。また今度一緒に釣りに行きませんか?」

スイレン「妹達もきっと喜びます」

ヨウ「…………」コクッ

スイレン「良かったです。楽しみにしています」

リーリエ「…………」





リーリエ「(…………私といるより楽しそう……)」

 

61: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/10(土) 01:15:43.07 id:CvSGsjuV0
ー研究所ー

リーリエ「はぁ……」

ククイ「お?どうした。悩み事かい?」

ククイ「良かったら相談に乗るぜ!」

リーリエ「ククイ博士……」

リーリエ「私……女性としての魅力がないのでしょうか……」

ククイ「えっ」

リーリエ「どうかしましたか?」

ククイ「いや、予想外の質問だっただけさ」

 

62: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/10(土) 01:16:24.94 id:CvSGsjuV0
ククイ「うーん……そんなことはないと思うぜ」

ヨウ「でも……」

ククイ「ただ、リーリエくらいの歳の男の子ってのはまだ単純なガキだからなぁ」

ククイ「早熟な女の子と比べると、恋愛って物をまだ分かってないんだ」

ククイ「だから、女の子らしいお淑やかな子よりも、活発だったり一緒に遊んでいて楽しい子の方に寄ってしまうのさ」

ククイ「だからもうちょっと待っててやりな」

ククイ「あと3,4年もすれば、ヨウの方からリーリエを放っとかないぜ?」

リーリエ「そうでしょうか……」

リーリエ「って……どうしてヨウさんって……///」

ククイ「ははっ。見れば分かるさ」

リーリエ「…………///」

 

63: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/10(土) 01:16:56.62 id:CvSGsjuV0
ククイ「そうそう。リーリエに伝えておこうと思ってたんだ」

リーリエ「…………?」

ククイ「遠い地方のある研究者の話なんだけどね」

リーリエ「もしかしたら……君とルザミーネさんの助けになってくれるかもしれない」

リーリエ「!!」

リーリエ「詳しく聞かせてください!」

 

64: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/10(土) 01:17:31.02 id:CvSGsjuV0
ーヨウの家ー

ヨウ「…………」

ピンポーン

ママ「はーい!」

ヨウ「…………」

ママ「ヨウーーー!リーリエちゃんよー!」

ヨウ「…………!」

リーリエ「こんばんは。ヨウさん」

リーリエ「少しお話……良いですか?」

ヨウ「…………」コクッ

 

65: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/10(土) 01:18:07.02 id:CvSGsjuV0
リーリエ「こんな遅くにごめんなさい……」

ヨウ「…………」フルフル

リーリエ「実はヨウさんに……大切なお話があります」

ヨウ「…………?」

リーリエ「…………」

リーリエ「私……カントー地方に行こうと思うのです」

ヨウ「!!」

 

66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/10(土) 01:18:42.59 id:CvSGsjuV0






リーリエ「というわけで……かあさまの為……そして何より、私自身の為に私はカントー地方へ行きます」

ヨウ「…………!」

リーリエ「そんな顔しないで下さい」

リーリエ「私……いつか必ずアローラ地方に戻って来ますから」

ヨウ「…………!」

リーリエ「それと……ヨウさん。勝負をしましょう」

ヨウ「…………?」

 

67: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/10(土) 01:19:31.49 id:CvSGsjuV0
リーリエ「私…焦ってたんです」

リーリエ「ヨウさんは凄い人だから……すぐに遠くに行ってしまう気がして……」

リーリエ「だからずっと一緒に居られるようにと思って……」

リーリエ「……でも、私達はまだ子どもなんですね」

リーリエ「まだまだ先の長い子どもなのに……焦る必要なんてなかったんです」

 

68: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/10(土) 01:20:30.08 id:CvSGsjuV0
リーリエ「ねぇヨウさん」

リーリエ「私がいない間にマオさんやスイレンさんと仲良くしても、私は何も言いません」

リーリエ「でも、次にヨウさんにお会いした時には、私は今よりずっと素敵な女性になります」

リーリエ「そして……次は絶対にヨウさんの方から好きと言わせてみせます」

リーリエ「ヨウさんが私のことを……本当に好きになってくれたら……」

リーリエ「その時は……私を貰ってください」

ヨウ「…………」



コクッ

 

69: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/10(土) 01:21:11.57 id:CvSGsjuV0
ー翌日ー

ヨウ「…………」

ヨウ「…………はぁ」

ハウ「大変だー!」

ヨウ「…………!」

ハウ「ヨウ!大変だよ!」

ハウ「リーリエが……!」

ヨウ「…………」

 

70: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/10(土) 01:22:04.53 id:CvSGsjuV0
ー船上ー

リーリエ「アローラ地方……もうあんな遠くに……」

リーリエ「…………さよなら」

リーリエ「……また会いましょう……」

リーリエ「……大切な人……大好きな人……」

ぶるっ

リーリエ「…………んっ…………」

リーリエ「(お手洗いに行きたい……でも……)」

リーリエ「もう少し……景色を見てからにします」

リーリエ「もう少しだけ……あの人との思い出を……」

リーリエ「ふんばリーリエ……ですっ!」








終わり

 

71: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/10(土) 01:24:28.27 id:CvSGsjuV0
くぅ疲こ完です!

近頃はリーリエでシコったりリーリエのグッズを転売する不届きな輩がいるそうで……

 

75: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/14(水) 08:46:27.66 id:Iq1ETDwRO

良かった

 

【ポケモン】リーリエ「今日も1日ふんばリーリエ!」 - SS速報VIP VIPService

【ポケモン】リーリエ「大好き」

ポケモンサン&ムーン
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/30(水) 17:46:19.13 id:q4pa+hyVO
(カントーに旅立ってから4年)

(マサキさんにも無事に出会うことが出来、母の治療の目処自体は経っていたのですが)

(結局、アローラに帰るタイミングを見失っていました)

(今、どうしてるのでしょうか、兄さんは、ハウさんは)

(博士は、博士の奥様は、島巡りで出会ったいろんな人達は)

(…そして)

リーリエ「…」

リーリエ「…あ」

リーリエ「…見えてきました」

リーリエ「…アローラ…!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1480495579

 

2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/30(水) 17:49:40.43 id:q4pa+hyVO
リーリエ「…んしょっと…」

リーリエ「…」

リーリエ「…うぅ…事前に伝えてなかったとはいえ…寂しいものですね…」

「…おい」

リーリエ「ひっ!?」

「…久しぶりだな」

リーリエ「…兄さん?」

グラジオ「…」

リーリエ「…どうして?」

グラジオ「…」

グラジオ「お前と来たら…研究に夢中なのか知らないが、連絡ひとつまともによこさずに…!」

リーリエ「…あ、いやその…」

グラジオ「ようやくまともな荷物が届いたと思ったら何だあれは」

リーリエ「…えーと…分離機です… 」

グラジオ「…知っている…そういう意味じゃない」

リーリエ「…あ、はは」

リーリエ(…兄さん…怒ってる…?)

 

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/30(水) 17:54:49.08 id:q4pa+hyVO
グラジオ「もっと連絡を寄越せと言ってるんだ…!今日だって俺が居なかったらお前はどうしてたんだ」

グラジオ「…ったく」

リーリエ「…」

リーリエ「兄さんにだけは言われたくないですけれどね」

グラジオ「…んぁ!?」

リーリエ「初めに私たちから離れて連絡ひとつ寄越さず心配させたの兄さんの方ですし」

グラジオ「…ぐうっ…!」

リーリエ「そもそもお母様が大変な時期に居なくなって、私はもうダメかと思いました」

リーリエ「私たち家族はこのまま崩壊するんだって、流した涙で枕を濡らした夜は、両手の指じゃ足りません」

グラジオ「うおっ…!!」

リーリエ「アレやめたんですか?手のひらを右手にかざすあれ」

グラジオ「ぐぁぁっ!!!!」

リーリエ「…」フンス

グラジオ「…い、言うようになったじゃないか」

 

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/30(水) 17:57:46.79 id:q4pa+hyVO
リーリエ「…ともあれ、確かに今回は私のミスです…」

リーリエ「…迷惑をかけて…すみません」

グラジオ「…良い」

リーリエ「…それよりどうして今日が分かったんですか?」

リーリエ「急な休暇だったのに…」

グラジオ「…」

グラジオ「毎朝ここによるのが、俺の日課だ」

リーリエ「…」

グラジオ「見るな!」

リーリエ「…ふふ」

リーリエ「兄さん、今日は…」

グラジオ「そろそろ休みでももらおうと思っていたところだ、財団は意外とブラックだからな」

リーリエ「…ふふ、ありがとうございます」

 

5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/30(水) 18:03:55.66 id:q4pa+hyVO
グラジオ「それにしても、お前が送ってきたあれ、お前が作ったのか?」

リーリエ「まさか、理論は確かに私も加わりましたけど、実際に作ったのはマサキさんです」

グラジオ「…理論に加わるだけでも、凄いと思うんだがな」

リーリエ「いえいえ、マサキさんは本当に素晴らしい方です」

リーリエ「例え理論が存在してても、形にできなければ意味がありませんから」

グラジオ「…そうか」

リーリエ「…それで、その後…お母様の様子は?」

グラジオ「今はもう、普通に食事も出来ている」

グラジオ「まだアレが取れてはいないが、取れるのも時間の問題だろうな」

リーリエ「…良かった…」

グラジオ「…それにしてもお前、変わったな」

リーリエ「そうですか?どの辺が?」

 

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/30(水) 18:06:50.83 id:q4pa+hyVO
グラジオ「…昔は、口だけで何も出来ない奴だった」

リーリエ「かきーん」

グラジオ「…?」

リーリエ「その言葉をそのまんま打ち返しました」

グラジオ「…」

リーリエ「本当に、子供でしたね、私たち」

グラジオ「…ああ」

グラジオ「子供同士で、似た者同士、タチが悪い」

リーリエ「お母様が暴走してしまったのも、頷けます」

リーリエ「…大人に、ならざるを得なかったんでしょうか」

リーリエ「お母様に追いつくために、お母様の支えになるために」

グラジオ「…フッ」

リーリエ(…あ、今のは昔っぽいな)

 

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/01(木) 01:37:52.36 ID:0YLcGfBwo
グラジオ「どこか行きたいところはあるか?」

リーリエ「…そうですね」

リーリエ「色んな人に会いたいです」

グラジオ「…」

リーリエ「島巡りで出会った人達や、お世話になった人たち」

グラジオ「…そうか」

リーリエ「ええ」




ククイ「…」

ククイ「…はー、ダメか、どうにかしてUBの技をポケモン達に覚えさせたいけれど上手くいかないな」

ククイ「ポケモンとUBの違いか…」

ハウ「まずUBとポケモン達が仲良くならないと無理じゃないかなー?」

ククイ「そうかなぁ…そうだよねぇ」

コンコン

ククイ「ん?ハウ」

ハウ「はーい」

 

12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/01(木) 01:40:30.72 ID:0YLcGfBwo
ククイ(モンスターボールをベースとしたウルトラボールでUBは捕獲できる)

ククイ(つまりやっぱりUBとポケモンは近似種という事か)

ククイ(そもそもこっちの環境に適応できている時点でその推測はついてる)

ククイ(ルナアーラのような例もいるしね)

ククイ(だとしたら )

ハウ「わっ!?」

ククイ「…?」

ハウ「博士ー!」

ククイ「どうしたんだい?ハウ…わっ!」

リーリエ「お久しぶりです、博士」

ククイ「リーリエ!?」

 

13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/01(木) 01:43:50.62 ID:0YLcGfBwo
ククイ「どうしたんだい!?来るなら連絡くらい寄越しても…!」

リーリエ「あはは、もう兄さんに怒られました」

グラジオ「久しぶりだな、ハウ」

ハウ「うん、グラジオも、リーリエも!」

リーリエ「休暇を貰ったので、アローラに行こうと思って」

ククイ「…ほんと君達兄弟は思いつきで行動するなぁ…」




ククイ「それで、研究の方はどうだい?」

リーリエ「はい、順調です」

ククイ「だろうね、以前君が送ったあの装置、思わず目が丸くなったよ」

リーリエ「あはは…殆どはマサキさんですよ」

ククイ「UBとポケモンの差異を検出してから、分離、抽出」

ククイ「言葉で言うのは簡単だけれど、そうそう現実に出来るものじゃない」

ククイ「やったじゃないか、リーリエ」

リーリエ「…えへへ…ありがとうございます」

 

14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/01(木) 01:50:27.38 ID:0YLcGfBwo
ククイ「どうするんだい?こっちに戻ってくる気はないかな?」

ククイ「今度は助手とは言わないよ、正式にうちで働いてもらいたいんだけれど」

リーリエ「…ごめんなさい」

ククイ「…」

リーリエ「カントーポケモンさんの研究をするうちに、私はもっとポケモンについて知りたいって思ってしまったんです」

リーリエ「アローラのポケモンさんも素敵ですけど、カントーポケモンもすっごく素敵なんですよ」

ククイ「はは、研究熱心なのは両親譲りかい?」

リーリエ「あはは…」

ククイ「残念だけれど仕方が無いね、ロフトは残してあるからいつでも帰っておいで」

リーリエ「はい!」

ククイ「…それにしても…」チラッ

リーリエ「?」




グラジオ「またあいつに負けたのか」

ハウ「うん、防衛戦する度に強くなってるよー、ビーストブースト持ってるんじゃないかってくらい」

グラジオ「俺が手合わせしてやろうか」

ハウ「あはは、冗談はいいよー」

グラジオ「はははは…は?」

ハウ「アローラで2番目に強い僕の相手はチャンピオンしかいないよ」

グラジオ「なんだと?」

グラジオ「俺がお前より弱いということか?」

ハウ「…?」

グラジオ「シルヴァディ!」

ハウ「わわわ!」

グラジオ「なら教えてやる、昔の俺じゃないということをな」



リーリエ「…あはは…」

ククイ「顔を合わす度にあの調子さ、リーリエの爪の垢でも煎じて飲んでもらいたいよ」

 

15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/01(木) 01:54:12.06 ID:0YLcGfBwo
ククイ「全く、いつになっても子供だなぁ」

リーリエ「…子供、ですか?」

ククイ「…?」

リーリエ「…そう、ですよね、やっぱり私たちはまだまだ子供…」

ククイ「どうしたんだい?」

リーリエ「…いえ…」

ククイ「背伸びする必要は無いよ、子供は子供らしく、ね」

リーリエ「…」

リーリエ「…でも、あの人は大人だったじゃないですか」

ククイ「…あの人?」

リーリエ「…」

ククイ「…あぁ…彼?」

リーリエ「…いつだって、周りの人のことを考えて、誰よりも頼りになって…いつの間にかみんなに慕われて」

リーリエ「…いつの間にか、手の届かないところに行っちゃって…」

ククイ「…」

ククイ「好きなんだねー」

リーリエ「はい…って、え!?」

ククイ「…くっくっ…しかし、彼が大人かぁ」

リーリエ「…」

 

16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/01(木) 01:57:27.02 ID:0YLcGfBwo
リーリエ「…今、あの人は何をしてるんですか?」

ククイ「防衛戦に応じながら、各地のチャンピオンと今後の以降の話し合い」

リーリエ「話し合い?」

ククイ「カントーにはジムがあるのは知ってるかい?」

リーリエ「…あぁ、はい」

ククイ「そのジムをアローラにも作らないかって話」

リーリエ「…」

ククイ「けれど彼は反対してね、「僕が強くなれたのは、アローラの島巡りがあったからだ」って」

ククイ「…嬉しい事言ってくれるよね」

リーリエ「…やっぱり、大人じゃないですか」

ククイ「…今度帰ってくる時は、事前に連絡寄越してね」

ククイ「彼、後日来たって聞いたら悔しがると思うから」

リーリエ「…そう、ですね」




ハウ「僕の勝ちー」

グラジオ「いや、引き分けだ!」




ククイ「…さてと」

リーリエ「…?」

 

17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/01(木) 02:04:58.96 ID:0YLcGfBwo
ククイ「いつまでここにいるんだい?」

リーリエ「…えーと、明日の朝には帰らないと…」

ククイ「そっか、そしたら今夜はバーベキューでもしようか」

ククイ「彼は今遠い所にいて帰れないけれど、せめて残った僕らだけでもリーリエの無事を祝おうと思ってね」

リーリエ「いいんですか?」

ククイ「もちろん、背伸びなんてせずに存分に楽しんでよ」

リーリエ「はい!」

グラジオ「シルヴァディ、大丈…うわっ!舐めるな!」

ハウ「あはは、仲いいね」

リーリエ「兄さん」

グラジオ「ちょ、この…!こら!…ん?なんだ、リーリエ」

リーリエ「後一つだけ、行きたいところがあるんですけど」

グラジオ「…あ、母様のところか」

リーリエ「はい」

グラジオ「そうだな、顔くらい見せておかなくちゃな」

ククイ「グラジオ、夜にまたおいで、バーベキューするから」

ハウ「バーベキュー!?やったー!」

リーリエ「あはは…」

 

18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/01(木) 02:09:57.04 ID:0YLcGfBwo




グラジオ「博士と何の話をしてたんだ?」

リーリエ「…あ、えっと…その…」

グラジオ「あいつの事か…」

リーリエ「…」

グラジオ「だったら何で連絡を寄越さない」

リーリエ「怖かった、のかもしれませんね」

グラジオ「怖い?」

リーリエ「手の届かないところに行ってしまった彼に、なんて声を掛けていいのか…」

グラジオ「…」

リーリエ「…臆病ですよね、こんな所は…変われていません」

グラジオ「…好きなのか…?」

リーリエ「…!」

リーリエ「すっ、好きじゃないです!あくまで友達として…!」

グラジオ「…」

リーリエ「…好きじゃ、ない…ことも無い…ことも…無い…ことも無いです」

グラジオ「…」

グラジオ「その内あいつの尻でも叩いてカントーに向かわせる」

リーリエ「え?」

グラジオ「後悔し続けてたんだ、あいつも、お前も」

リーリエ「…???」

グラジオ「…まぁいい、そら、着いたぞ」

 

19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/01(木) 02:14:27.23 ID:0YLcGfBwo




ルザミーネ「…」

ルザミーネ「…」

コンコン

ルザミーネ「…どうぞ」

グラジオ「…」

ルザミーネ「…あら?どうしたの?グラジオ…?…!」

リーリエ「…あの…その…」

ルザミーネ「…リーリエ…!」

リーリエ「…えぇっと…お久しぶり…で…きゃっ!」

ルザミーネ「…」ギュウッ!!

リーリエ「…お、お母様…!?」

ルザミーネ「…全く、あなたったら連絡ひとつ寄越さないんだから…」

リーリエ「…い、痛いです…お母様…」

リーリエ(…でも、あったかい)

リーリエ「…ごめんなさい、お母様…リーリエは元気です」

ルザミーネ「…うん、うん…」

グラジオ「…」

ルザミーネ「…グラジオ、あなたもおいで」

グラジオ「…は?うわっ!?」

ギュウッ!!

グラジオ「ちょ、母様!お、俺はいい…って!」

ルザミーネ「…」

ルザミーネ「…改めて、ごめんなさいね、リーリエ、グラジオ」

ルザミーネ「…そして、ありがとう」

 

20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/01(木) 02:17:17.82 ID:0YLcGfBwo
グラジオ「…」

リーリエ「…」

ルザミーネ「あなた達だけは、どこにも行かないでね」

グラジオ「気持ち悪いな、母様」

ルザミーネ「ふふ、これが普通なの…今までこんなことすらしていなかったのね」

リーリエ「…」

ルザミーネ「…あの人の代りに、UBを追いかけて、いつしか大切なものを見失っていたわ」

ルザミーネ「…生きてくれて、ありがとう、2人とも」

リーリエ「…」

グラジオ「そろそろ離してくれ」

リーリエ「もう、兄さんたら…」

グラジオ「…それで、母様の調子は?」

ルザミーネ「…ええ、リーリエのコレでもうすっかり元気よ」

リーリエ「…良かった…」

 

21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/01(木) 02:20:07.88 ID:0YLcGfBwo
ルザミーネ「それにしても凄いわ、リーリエ」

ルザミーネ「将来はUB研究者ね」

グラジオ「勘弁してくれ…二の舞にさせるつもりか…」

ルザミーネ「ふふ、冗談よ」

ルザミーネ「リーリエ、あなたとっても綺麗になったわね」

リーリエ「そ、そうかなぁ…?」

ルザミーネ「ええ、私譲りでね」

グラジオ「…」

ルザミーネ「連絡をくれないから私のこと嫌いになっちゃったのかと思ったじゃない」

リーリエ「…そんな…」

グラジオ「母様」

ルザミーネ「あら、ごめんなさい、ついつい沢山話したくなっちゃってね」

ルザミーネ「リーリエ、あなた、fallって知ってる?」

リーリエ「fall…?」

 

22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/01(木) 02:24:15.17 ID:0YLcGfBwo
グラジオ「お前が帰ってきた時に、この話をしようと母様と決めていたんだ」

ルザミーネ「fall…ウルトラホールに飲み込まれて、あの空間に長く浸っていた人間をそう呼ぶの」

ルザミーネ「…だから、私もfallなのよ」

グラジオ「UBはその染み付いた匂いを辿って襲いかかってくる」

グラジオ「全てのUBはあいつが捕獲したが、まだ安全とは言いきれない」

ルザミーネ「リーリエ、私たちはあなたがカントーで研究している間、このfallについて調べていた」

ルザミーネ「そして、つい最近、匂いを消す方法を生み出したの」

リーリエ「…」

ルザミーネ「さ、リーリエ、UBに目をつけられる前に、fallを…」

リーリエ「あの、その…」

ルザミーネ「…?」

リーリエ「その匂い、どうしても消さないといけませんか?」

ルザミーネ「…」

グラジオ「…!?」

 

23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/01(木) 02:27:55.76 ID:0YLcGfBwo
グラジオ「当たり前だろ!そのせいで襲われた人間だって居るんだぞ!」

リーリエ「で、でも…!」

ルザミーネ「いいわ、でもどうして?あなたはどうしてfallで居たいの?」

リーリエ「…別に、襲われたいわけじゃないんです…」

リーリエ「…ただ、これは私にとってお母様や皆に、誇れるものだと思うんです」

リーリエ「…やっと、少しだけれど、何か出来たその証」

ルザミーネ「…」

グラジオ「そんなもの…もうとっくに…!」

ルザミーネ「分かったわ」

グラジオ「…母様!?」

ルザミーネ「あなたがそういうのなら仕方が無いわね」

ルザミーネ「でも、いつでもfallを止めたくなったらここへ来なさい」

リーリエ「…はい」

グラジオ「待て待て!リーリエ…!お前…!」

ルザミーネ「グラジオ、もうリーリエも子供じゃない」

ルザミーネ「自分の行動に、責任が持てるのね?覚悟は出来てるのね?」

リーリエ「もちろんです!」

ルザミーネ「…ふふ、逞しくなったわ」

 

24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/01(木) 02:32:02.60 ID:0YLcGfBwo
ルザミーネ「また何かあったらいらっしゃい、私はいつだってあなた達の味方よ」





グラジオ「信じられないな」

リーリエ「もういいじゃないですかその話は…」

グラジオ「…全く、母様も何を考えているんだか」

リーリエ「…それに…」

グラジオ「…?」

リーリエ「fall…でしたっけ…?それを止めてしまったら…思い出まで消えてしまうような気がしてしまって…」

グラジオ「思い出?」

リーリエ「…あの人との、あの世界での出来事…を」

グラジオ「…お前…もしかして恋愛脳なのか?」

リーリエ「そ、そんなんじゃないです…!」

グラジオ「ゾッコンじゃないか?」

リーリエ「ゾッコンじゃないです!」

 

25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/01(木) 02:35:09.88 ID:0YLcGfBwo





ククイ「やあ、今日の主役の登場だ」

リーリエ「…あ」

ハウ「リーリエー!集まれるだけ集めてきたよー!」

リーリエ「み、皆さん…」

グラジオ「まだちょっと早くないか?」

ククイ「まぁまぁ、バトルだってしたいだろ?」

グラジオ「…!」

ククイ「…見てあげるよ、グラジオ」

グラジオ「…フッ、望むところだ」




「…はぁ」

リーリエ「…あ」

「あ、リーリエ、帰ってきたんだったね」

リーリエ「…あの、お久しぶりです」

「うん、無事で何よりだよ」

「見なようちの旦那、まるで子供みたいにはしゃいじゃってさ」

リーリエ「…」

ポケモン研究者って言っても、根はポケモンバカなんだねえ」

リーリエ「あはは…」

 

26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/01(木) 02:39:30.06 ID:0YLcGfBwo
「っと、そういやもう1人ポケモンバカがいたっけ」

リーリエ「…?」

「チャンピオンだよ」

リーリエ「…あ」

「旦那が言ってたよ、リーリエはチャンピオンが大人に見えてたって」

リーリエ「…でも、それは本当の事じゃないですか?」

「いやいや、そんな事ないって」

「彼も、ポケモンが好きなだけさ」

リーリエ「…」

「ね、リーリエ」

リーリエ「はい…」

「難しいことなんて、言えないけどさ、大人も子どもも関係ないと思うよ」

「リーリエは、大人さ、だけど私にとっては子供みたいなもんだ」

リーリエ「…」

「次会ったらさ、今度は後悔しないように、行動しなよ」

リーリエ「…な、何を…」

「好きなんでしょ?」

リーリエ「…だ、だからっ!」

「自分の気持ちを認めるのも、大人の条件だとおもうけどなー」

リーリエ「…」

「はは、説教臭いこと言っちゃったね、さ、楽しんできなよ」

 

27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/01(木) 02:43:43.48 ID:0YLcGfBwo
リーリエ(なんにも変わっていませんでした)

リーリエ(取り巻く環境も、季節も、年齢も、見た目も)

リーリエ(それらは確かに驚くほどに変わっていましたけれど)

リーリエ(皆さん自身は、変わっていませんでした)

リーリエ(アローラは変わらず、私を受け入れてくれました)

リーリエ(心配するほどの事じゃなかったのかなって、思います)

リーリエ(もしかしたら、私の悩みなんて、大したことなかったのかなって…)

リーリエ(怖かったんです、変わってしまっていたらどうしようって)

リーリエ(…でも、皆暖かくて、優しくて…)

リーリエ(…やっぱり、いつまでもここに居たいって思えて…)









ククイ「…やあ、リーリエ」

リーリエ「あ、博士」

ククイ「バーベキューはどうだった?たのしめたかな」

リーリエ「はい、とっても」

ククイ「…皆寝てしまったね」

リーリエ「…はい、でも、私は眠れなくて…」

ククイ「時差もあるんだし、そうかもね」

リーリエ「…」

 

28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/01(木) 02:47:50.90 ID:0YLcGfBwo
ククイ「君が帰ってきてくれて、無事でいてくれてよかったよ」

リーリエ「…」

ククイ「送り出した時、本当は引き留めようかと思ったんだ」

ククイ「でも、君の目を見たら、そんな言葉どこかに行っちゃった」

リーリエ「…私の目、ですか?」

ククイ「…」

ククイ「母親譲りの意思の強さと、兄譲りの行動力さ」

リーリエ「…」

ククイ「リーリエ、君は本当は、とっても強い人間だ」

ククイ「ただ、その事を君自身が知らなかっただけなんだ」

リーリエ「…」

ククイ「…強く願うといい、そして口に出して見るといい」

ククイ「君はもう、1人じゃないんだから」

リーリエ「…あの…っ…博士…!」

ククイ「…おや、僕はもう寝るよ」

ククイ「…ふふ、月が落ちてきそうなくらい、いい夜だ」

リーリエ「…あ…」

バタン

 

29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/01(木) 02:49:33.64 ID:0YLcGfBwo
リーリエ「…行っちゃった」

リーリエ「…月が…落ちてきそうなくらい…かぁ…」

リーリエ「…」

リーリエ「…って、え!?」

リーリエ「お、落ちてきてる!?」

リーリエ「きゃあっ!?」

リーリエ「…」

リーリエ「…」

リーリエ「…一体…」

「マヒナペーアッ!」

リーリエ「…っ!!!」

リーリエ「…この…」

リーリエ(…この声は…この…)

「…リーリエ」

リーリエ「…っ!!」

 

30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/01(木) 02:52:16.16 ID:0YLcGfBwo
「…帰ってきてるなら、言ってくれても良かったのに」

リーリエ「…あ…あ…」

「…ほしぐもちゃんが、君の匂いを見つけたんだ」

「…辿るのは簡単だった、僕と同じ匂いだったから」

リーリエ「…」

「…久しぶり、リーリエ」

リーリエ「…」

リーリエ(…口に、出さなきゃ)

リーリエ(…でも、何て?)

リーリエ(何をいえばいいの?私は…彼に何を伝えたいの…?)

「…リーリエ…?」

リーリエ(…もう、後悔したくない)

リーリエ(…後悔したくないなら…私は何て…!)




リーリエ「好きです」

「…!?」

「マヒナペ」

 

31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/01(木) 02:55:41.89 ID:0YLcGfBwo
リーリエ「あ、ちょ、あの…!!違う…!!いや…違くないけれど…!!」

「…」

「マヒナペ、マヒナペー?」

リーリエ「…その…あの…!!」

「先に言われちゃった」

リーリエ「…!!」

「リーリエ、好きだ」

「やっと、伝えられた」

「僕は、君が好きだ」

リーリエ「…」

リーリエ「…」

「君が居なくなって、後悔してた」

「あの時、言葉を伝えられたら、どんな返事だったとしても、受け止められてたのにって」

「でも、会えなかった時間が、肯定以外の答えを塗りつぶした」

「もっともっと、君が好きになった」

リーリエ「…」

リーリエ「…そんなに…喋る方でしたっけ…?」

「頑張ってるんだ、好きだから」

リーリエ「…」

 

32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/01(木) 03:02:55.82 ID:0YLcGfBwo
「君が好きなんだ、リーリエ」

リーリエ「…」

リーリエ「…私は…」

リーリエ「……」

リーリエ(…私はもう、子供じゃない…)

リーリエ(…けれど、大人になりたいわけでもなかった)

リーリエ(この人と、並びたかったんだ)

リーリエ「…私も」









リーリエ「大好き」












リーリエ(結局、その後何があるわけでもなく、彼はすぐに帰っていってしまった)

リーリエ(思いを告げて、告げられて、それで何が起こることもなく)

リーリエ(彼はまたチャンピオンとして、私はポケモン研究者として別々の道を歩むのだ)

リーリエ(…少しだけ、ううん…とっても寂しい)

リーリエ(でも、悲しくはない)

リーリエ(だって、またいつだって会えるから)

リーリエ(同じ空の下に、私たちは生きてる)

リーリエ(…朝は太陽が強く輝いて、夜は月が落ちてきそうなほど綺麗)

リーリエ(そんなアローラに、いつかまた戻ってこよう)

リーリエ(今度は、彼に連絡して)





リーリエ「じゃあね!皆、アローラ!」

「「「アローラ!!!」」」

リーリエ「皆さん、大好きです!」

 

33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/01(木) 03:03:58.69 ID:0YLcGfBwo
おしまい
リーリエで抜きました
両手の指じゃ足りません

 

35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/01(木) 07:26:44.39 ID:4+rH0pHGo

リーリエで泣きましたに見えて同意しかけたけどよく見たらそんな事はなかった

 

リーリエ「大好き」 - SS速報VIP VIPService

【ポケモン】リーリエ「今日も1日がんばリーリエ!」

ポケモンサン&ムーン
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 21:56:23.15 id:uEG06b1X0
リーリエ「こう……でしょうか……」

リーリエ「いえ、もっとこう……」

リーリエ「今日も1日がんばリーリエ♪」

リーリエ「やはりこっちの方が……」

ガタッ

リーリエ「!」

リーリエ「だ、誰かいるのですか!?」

ヨウ(男主人公)「…………」ジーー

 

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 21:59:14.89 id:uEG06b1X0
リーリエ「ヨ、ヨウさん!?なぜ……ここは私のロフトですよ!?」

ヨウ「…………」

リーリエ「たまに昼寝しに来てる……?そうだったのですか……」

リーリエ「って……人のベッドで勝手に何してるんですか!」

ヨウ「…………(真顔)」

リーリエ「もう……!」

リーリエ「…………あ」

リーリエ「そ…それよりヨウさん。今の……見てました?」

ヨウ「…………?」

 

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 22:01:08.23 id:uEG06b1X0
リーリエ「み……見てないのなら良いんです。気にしないで下さい」

ヨウ「…………」スッ

リーリエ「これは……ボイスレコーダーですか?」

ヨウ「…………」カチッ

『今日も1日がんばリーリエ♪』

リーリエ「~~~~!!///」ボンッ!

リーリエ「どうして録音してるんですかー!」

リーリエ「消してください!今すぐ消してください!」

 

5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 22:03:04.15 id:uEG06b1X0






リーリエ「酷いです……あんまりです……」

ヨウ「…………」

リーリエ「違うんです……」

リーリエ「ハプウさんが以前言っていた、『がんばリーリエ』というフレーズが妙に頭に残ってしまって、つい……」

リーリエ「ヨウさんも忘れてくださいね……?」

ヨウ「…………」スッ

リーリエ「……え?なんですか?」

リーリエ「これは……ビデオカメラですか?」

リーリエ「!」

リーリエ「まさか……」

ヨウ「…………(真顔)」ダッ

 

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 22:05:07.94 id:uEG06b1X0
リーリエ「ま、待ってくださーい!」

リーリエ「はぁ……はぁ……ヨウさんは一体どこに……」

ハウ「あれー?リーリエだー」

リーリエ「ハウさん!ヨウさんを見ませんでしたか!?」

ハウ「ヨウなら3番道路の方に走って行ったよー」

リーリエ「あ、ありがとうございます!」

ハウ「よくわからないけどがんばリーリエー」

リーリエ「!?」

 

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 22:07:08.96 id:uEG06b1X0

リーリエ「ど、どうしてそれを!?」

ハウ「さっきヨウが言ってたんだー」

リーリエ「ヨウさん……あなたという人は……」

リーリエ「と、とにかく一刻も早くヨウさんを捕まえなければ……!」

リーリエ「ハウさん。ありがとうございました。それでは!」ペコッ

ハウ「…………」

ハウ「……ヨウー。リーリエ行っちゃったよー」

ヨウ「…………(真顔)」

スッ

ハウ「やった~マラサダだー。ヨウありがとー」

 

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 22:11:07.36 id:uEG06b1X0
ー翌日ー

リーリエ「はぁ……結局昨日はヨウさんに会えませんでした」

リーリエ「おばさまに聞いたところ、お家にも帰っていないようですし、どこに逃げたのでしょうか……」

『…………エ …………リエ』

リーリエ「……?」

リーリエ「この声は……」

 

9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 22:13:16.22 id:uEG06b1X0
『今日も1日がんばリーリエ♪今日も1日がんばリーリエ♪』

ヨウ「…………」

『今日も1日がんばリーリエ♪今日も1日がんばリーリエ♪』

ヨウ「…………^^」

リーリエ「ヨウさん!!」

ヨウ「!?」びくっ

『今日も1日がんばリーリエ♪今日も1日がんばリーリエ♪』

リーリエ「とうとう見つけm『今日も1日がんばリーリエ♪』

リーリエ「それ止めて下さい!」

 

10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 22:16:03.92 id:uEG06b1X0
リーリエ「さぁ!さっきの動画を消してください!」

ヨウ「…………」フルフル

リーリエ「私、本当に恥ずかしいのです。お願いします……」

ヨウ「…………!」

ヨウ「…………」

リーリエ「……え?条件…ですか……?」

ヨウ「…………」

リーリエ「……動画を消す代わりに、もう一度『がんばリーリエ』をやる……ですか?」

 

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 22:18:04.58 id:uEG06b1X0
ヨウ「…………」コクリ

リーリエ「…………」

リーリエ「…………分かりました」

リーリエ「恥ずかしいですけど……それで動画を消していただけるのなら……」

リーリエ「……もう撮るのは無しですよ?」

ヨウ「…………」コクコク

リーリエ「……行きます」





リーリエ「きょ……今日も1日がんばリーリエ///」

 

12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 22:20:07.03 id:uEG06b1X0
リーリエ「ど……どうでしょう……?」

ヨウ「…………」グッ

リーリエ「じゃあ消していただけるのですね!」

ヨウ「…………」コクリ

ピッ

『動画を消去しました』

リーリエ「ホッ……良かった……私、恥ずかしくて死んでしまいそうでした」



『きょ……今日も1日がんばリーリエ///』

リーリエ「!?」

 

13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 22:35:28.79 id:uEG06b1X0
リーリエ「……どうして……」

ロトム「バッチリ撮れてるロト~」

リーリエ「ロトム図鑑さん!」

リーリエ「もう撮らないって言ったじゃないですか!」

ロトム「リーリエに言われた通り、ヨウは何も撮ってないロト~」

ロトム「これはボクが勝手にやったことだロト~」

ヨウ「…………」グッ

リーリエ「そ……そんな……」

リーリエ「消してください!」

ロトム「断るロト~」

ヨウ「…………」

ボンッ

リザードン「ヴォォォォォォ!!」

ロトム「逃げるロト~」

リーリエ「ま、待ってください!」

リーリエ「ポケモンさんに乗って逃げるなんて卑怯ですー!」

 

14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 22:38:20.18 id:uEG06b1X0
ー研究所・ロフトー

リーリエ「はぁ……」

リーリエ「ヨウさん……どうしてあんな意地悪をするのでしょう……」

リーリエ「…………?」

ヨウ「…………(真顔)」ジーー

リーリエ「ひゃあっ!?」

リーリエ「ヨウさん!無言で私の部屋を覗き込むのはやめてください!」

 

15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 22:42:51.21 id:uEG06b1X0
リーリエ「それで、今までどこに行っていたのですか?」

ヨウ「…………」クイッ クイッ

リーリエ「見せたい物がある……ですか?」

リーリエ「それより私の質問は……」

ヨウ「…………」

リーリエ「来れば分かる……?」

リーリエ「……はぁ……分かりました。行きましょう」

 

16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 22:44:22.07 id:uEG06b1X0
ーハウオリシティー

リーリエ「ハウオリシティ……」

リーリエ「ヨウさん。ここで何が……」

モブA「おーっす!がんばリーリエー!」

モブB「がんばリーリエー!」

リーリエ「 」


http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira124171.jpg

 

17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 22:47:13.35 id:uEG06b1X0
マオ「あっ!ヨウにリーリエ!」

マオ「がんばリーリエー!」

リーリエ「」

リーリエ「あ……あの……ヨウさん?」

リーリエ「これは一体……なんなのでしょう……?」

ロトム「驚くのはまだ早いロト~!」

リーリエ「えっ……」

 

19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 22:48:38.00 id:uEG06b1X0
ロトム「テレビを見るロト~」

ヨウ「…………」ピッ

『今、がんばリーリエが熱い!』

リーリエ「なっ……」

ヨウ「…………」ピッ

『それではこちらのVTRをご覧下さい!』

『今日も1日がんばリーリエ♪』

『おお~』 『可愛い~』 『尊い……』

リーリエ「~~~~///」ボンッ!

リーリエ「なっ……なっ……///」

リーリエ「何をしてるんですか~~!!」

 

20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 22:51:57.12 id:uEG06b1X0
ヨウ「…………(真顔)」

リーリエ「『流行らせた』じゃありません!」ポコポコポコ

リーリエ「ひどいです!ひどすぎます!」ポコポコポコ

リーリエ「あれほど恥ずかしいって言ったのに!」ポコポコポコ

リーリエ「どうしてアローラ中に流行らせるのですかーー!!」ポコポコポコ

ヨウ「…………」

リーリエ「マーマネさんが一晩でやってくれた!?」

リーリエ「そんなことは聞いてませんっ!」

リーリエ「もう!あなたとは絶交です!」

ヨウ「!?(真顔)」

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira124172.jpg

 

22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 22:53:46.24 id:uEG06b1X0
ーポータウンー

したっぱA「いや~リーリエちゃん最高じゃないっスカ!」

したっぱB「分かるわ~」

したっぱC「俺、前にリーリエちゃんに会ったことあるぜ!」

したっぱD「は!?お前マジかよ!」

ガラッ

グズマ「おうてめーら。アローラ」

したっぱABCD「…………」ピタッ

グズマ「…………あ"?」

 

23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 22:54:57.61 id:uEG06b1X0
したっぱA「ぷ……ぷぷ……」

したっぱB「お……おい!したっぱA……!」

グズマ「テメェ……何笑ってやがんだ」

したっぱA「ぷぷ……だ、だって……アローラとか…古過ぎじゃないっスカ!」

グズマ「あ"ぁ!?」

したっぱC「したっぱA!グズマさんになんて口の利き方してんだ!」

したっぱA「時代はがんばリーリエっスカ!」

 

24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 22:56:44.05 id:uEG06b1X0
グズマ「がんばリーリエ……?なんだそりゃ」

したっぱD「ブフォッ!」

したっぱB「おい!したっぱD!」

したっぱD「だ、だって……がんばリーリエ知らないとか遅れ過ぎ……wwww」

したっぱC「ま……まぁそれは確かに……」

グズマ「~~~~///」カァァ~

グズマ「お……おい!そんなに言うんだったら、その…がんばリーリエとやらを見せてみやがれ!」

 

25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 22:59:34.01 id:uEG06b1X0






『きょ……今日も1日がんばリーリエ』

グズマ「…………」

したっぱA「ボス!どうっスカ!?」

グズマ「…………」

したっぱB「グ……グズマさん……?」

グズマ「…………」スゥ



グズマ「グズマァァァァァァァ!!何やってるんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira124173.jpg

 

26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 23:01:01.05 id:uEG06b1X0
グズマ「はぁ……はぁ……」

グズマ「こんな尊い物を今まで知らなかったとはな……」

したっぱD「さすがグズマさんだ!分かってくれたんスね!」

グズマ「おう…………てめーら……俺はスカル団を辞めるぜ」

したっぱABCD「!?」

したっぱA「ちょっ……何言ってんスカ!?」

グズマ「スカル団を辞めて……俺はもう一度キャプテンを目指す」

 

27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 23:02:16.91 id:uEG06b1X0
したっぱB「キャプテン!?今更何を!」

グズマ「頑張らねぇ訳にはいかねぇだろうが!!リーリエちゃんに応援されたらよぉ!!」

したっぱABCD「!!」

したっぱC「止めてやるな……応援しようぜ。グズマさんを」

したっぱB「あぁ……そうだな……」

したっぱABCD「グズマさん!がんばリーリエ!!」

グズマ「テメーら……」

グズマ「へへっ……ありがとよ……」

 

29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 23:08:58.69 id:uEG06b1X0
ー研究所ー

ククイ「リーリエ。最近ヨウと一緒にいないようだけど」

リーリエ「あんな人知りませんっ!」

ククイ「そ…そうか……」

ククイ「…………(うーん……参ったな……)」

ククイ「テ、テレビでも見るか~!」

ピッ

『今日も1日がんばリーリエ♪』

リーリエ「!」

 

30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 23:11:28.84 id:uEG06b1X0
ククイ「今日も1日がんばリーリエ♪」

ククイ「ってやつめっちゃ流行ってるな~~」

ククイ「…………(僕が一番最初に言ったことにならないかな)」

リーリエ「~~~~!!」

ガタッ

ククイ「お、おい……どこに行くんだ?」

リーリエ「お散歩ですっ!」

 

31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 23:13:19.32 id:uEG06b1X0
「がんばリーリエ!」

「がんばリーリエ~」

「がんばリーリエを尊いと思う気持ち……スイレンにはよ~く分かります」

リーリエ「~~~~!!」

リーリエ「(近頃は何処に行ってもがんばリーリエがんばリーリエ!)」

リーリエ「(これも全部ヨウさんの所為です!!)」

 

32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 23:15:20.03 id:uEG06b1X0
リーリエ「(困ってる時にいつも颯爽と現れては助けてくれて……)」

リーリエ「(素敵な人だって……思っていたのに……)」

リーリエ「(それなのに……ヨウさんは最低です!)」

リーリエ「(最低最低最低最低!!)」

「ヒャッハー!!本物のリーリエちゃんだァ~~!!」

リーリエ「…………え?」

 

33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 23:17:03.42 id:uEG06b1X0
したっぱE「へっへっへっ……探したぜぇ……」

したっぱF「ウヒョーー!!実物はテレビで見るより可愛いぜーー!!」

リーリエ「あ……あの……あなた達は……?」

したっぱE「俺たちゃ泣く子も黙るスカル団のしたっぱよ!」

リーリエ「スカル団……!」

したっぱF「へへ……心配すんな……言う通りにすれば悪いようにはしねぇからよォ……」

リーリエ「な……何が目的ですか!?」

したっぱE「んなもん決まってんだろォ!?」

リーリエ「やはり……ほしぐもちゃんを…」

したっぱF「あ?なんだそりゃ。がんばリーリエに決まってんだろ!」

リーリエ「…………は?」

 

34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 23:19:46.84 id:uEG06b1X0
したっぱE「がんばリーリエをやってくれりゃあ解放してやるよぉ!」

リーリエ「…………」

リーリエ「……嫌です!」

したっぱF「あぁ!?ちょこっと言うだけだろうが!」

リーリエ「そんなこと言って撮影する気でしょう!?ヨウさんみたいに!」

したっぱE「しねぇよ!!」

リーリエ「とにかく嫌です!」

したっぱF「チッ……だったら力ずくだ!」

リーリエ「!!」

したっぱE「おらっ!がんばリーリエ出せ!」

リーリエ「(た……助けて……!)」

リーリエ「(ヨウさ………)」

ドカッ!!

 

35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 23:21:47.64 id:uEG06b1X0
リーリエ「ッ!!」

リーリエ「…………」

リーリエ「…………?」

リーリエ「何とも……ありません……」

したっぱE「いっ……」

したっぱE「イッテェェェェ!!」

リーリエ「一体何が…………」

リーリエ「!」

ヨウ「…………ッ!!(真顔)」

キテルグマ「クマ~~~~!」

リーリエ「ヨウさん!!」

 

36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 23:23:47.40 id:uEG06b1X0
したっぱF「したっぱE!しっかりしろ!」

したっぱF「テメェ!やんのかコラ!」

ヨウ「…………」スッ

キテルグマ「クマ~~~~!!」

したっぱF「ヒェッ……」

したっぱF「お、おい……ずらかるぞ!」

したっぱE「いてぇよぉ~~!」

したっぱF「なんだよあいつら!トレーナーもポケモンも無表情で気持ち悪りぃ!!」

したっぱE「待ってくれよぉ~!」

 

37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 23:25:06.06 id:uEG06b1X0
ヨウ「…………」

リーリエ「あ……あの……ヨウさん……」

ヨウ「…………」

ペコッ

リーリエ「ヨウさん!?」

ヨウ「…………!」

リーリエ「傷つけるつもりはなかった……ただ、がんばリーリエの素晴らしさを広めたかった……」

リーリエ「わ、分かりましたから!頭を上げてください!」

ヨウ「…………(真顔)」

 

38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 23:28:56.94 id:uEG06b1X0
リーリエ「……私、もう怒ってません」

リーリエ「……いえ、割と怒っていますけど…………」

リーリエ「でも、もう良いのです」

リーリエ「だって……ヨウさんは今回もやっぱり助けてくれましたから」

リーリエ「ヨウさんは…………ズルいです」ボソッ

ヨウ「…………?」

リーリエ「なんでもありませんっ!///」

 

39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 23:31:02.31 id:uEG06b1X0
リーリエ「あっ、それとですね」

リーリエ「あの動画はちゃんと消してください」

リーリエ「じゃないと絶交ですよ?」

ヨウ「…………!?」ガーン!

リーリエ「どうしてそんなに落ち込むのですかっ!」

リーリエ「もう……そんなにがんばリーリエが見たいんですか?」

ヨウ「…………」コクコク

リーリエ「…………分かりました」

 

40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 23:35:13.27 id:uEG06b1X0
リーリエ「それなら、今度からは私が生でがんばリーリエします」

ヨウ「…………!」

リーリエ「ただし!」

リーリエ「撮影は一切禁止です!出来ますか?」

ヨウ「…………!」コクコク

リーリエ「……それから」








リーリエ「見せるのはヨウさんだけ……ですよ……?」

リーリエ「……///」




終わり

 

41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 23:42:33.46 id:uEG06b1X0
エピローグ1

ククイ「今日も1日がんばリーリエ♪」

ガチャ!

「今日も1日がんばリーリエ♪」

「っていうポケモンSMに登場するリーリエちゃんの(架空の)このセリフ~~!」

ククイ「誰だ!!」

グズマ「人のギャグを無断で使うフテエヤローがいると聞いちゃ」

グズマ「だまってられねぇ性分よ!!」

ククイ「グズマ!?」

グズマ「エーテル財団さんあいつどうします!?」

 

42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 23:44:07.57 id:uEG06b1X0
エピローグ2

リーリエ「かあさま……なかなか目を覚ましません」

トントン!

リーリエ「!」

ヨウ「…………」

リーリエ「ヨウさん……?どうして……」

グラジオ「俺が呼んだ……」

グラジオ「目を覚まさせる方法を見つけたらしいんでな……!」シュバッ

 

43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 23:46:05.53 id:uEG06b1X0
リーリエ「本当ですか!?」

リーリエ「してその方法とは!?」

ヨウ「…………」

リーリエ「がんばリーリエ……ですか?」

リーリエ「ヨウさん……ふざけているのですか?」

ヨウ「…………(真顔)」

リーリエ「良い加減にして下さい!そんなことでかあさまが目を覚ます筈がありません!」

リーリエ「にいさまからもなんとか言ってください!」

グラジオ「構わんっ!続けろ!!」シュバッ

 

44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 23:48:12.02 id:uEG06b1X0
リーリエ「なっ……」

ヨウ「…………(真顔)」

リーリエ「…………はぁ……分かりました」

リーリエ「やるだけやってみます」

ヨウ「…………」ワクワク

リーリエ「にいさまは出ていて下さい」

グラジオ「なにッ!?」シュバッ

 

45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 23:49:52.28 id:uEG06b1X0
リーリエ「では……」

リーリエ「……かあさま」

リーリエ「……今日も1日がんばリーリエ!」

ルザミーネ「……うぅ……」

リーリエ「!!」

ルザミーネ「わ……私は一体……」

リーリエ「かあさま……!」

ガラッ

グラジオ「良くやったッ!!」シュバッ

グラジオ「時にヨウ。がんばリーリエのデータを俺にもくれないか?」

ヨウ「…………」フルフル

グラジオ「……ヌルと交換でどうだ」

ヨウ「…………!!」

ガシッ!

リーリエ「ヨウさん!!」

 

46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 23:50:58.68 id:uEG06b1X0
エピローグ3

ークチバシティー

リーリエ「ここがカントー地方……」

リーリエ「ヨウさんの故郷……なのですね」



リーリエ「あの……」

「ん?どうしたんだい。嬢ちゃん」

リーリエ「ハナダシティにはどうすれば行けるのでしょうか」

「ハナダなら北にまっすぐだよ。地下通路を通ると良い」

リーリエ「あ、ありがとうございます!」

 

47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 23:52:36.75 id:uEG06b1X0
「嬢ちゃんは他の地方から来たのかい?」

リーリエ「はい。アローラ地方から」

「アローラ!?随分遠くから来たんだなぁ」

リーリエ「はい。マサキさんという方にお会いしたくて……」

「あの町外れに住んでいる変人に嬢ちゃんみたいな子が?」

「ふーん……まぁ何か訳ありなんだろうな」

「詳しくは聞かないが、がんばリーリエ!」

リーリエ「ありがとうございます。では」

リーリエ「…………え?」

リーリエ「…………」

リーリエ「………ヨ」

リーリエ「ヨウさん~~~~!!」

 

48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 23:55:55.18 id:uEG06b1X0
エピローグ4

リーリエ「ヨウさん。もう出掛けられるのですか?」

ヨウ「…………」コクリ

リーリエ「今日はチャンピオンの防衛戦でしたね」

リーリエ「これをどうぞ」

ヨウ「…………?」

リーリエ「お弁当です。お昼に食べて下さい」

 

49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 23:58:41.56 id:uEG06b1X0
ヨウ「…………!」

リーリエ「ふふ……喜んでいただけて嬉しいです」

ヨウ「…………」

リーリエ「あっ、待ってください!」

リーリエ「ヨウさん。忘れ物ですよ?」

ヨウ「…………?」

リーリエ「…………ヨウさん」






リーリエ「今日も1日がんばリーリエ///」





終わり

 

50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/29(火) 23:59:20.72 id:uEG06b1X0
くぅ疲こ完です!

リーリエは尊い

 

51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/30(水) 00:03:47.64 id:qkGo8zRrO
かわいい(迫真)

 

53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/30(水) 00:06:47.21 id:xeFymJ9f0

アセロラちゃんもがんばリーリエしてたのかな

 

54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/30(水) 00:33:08.16 id:bPjLswZ8o
良かった 次回作もがんばリーリエ

 

【ポケモン】リーリエ「今日も1日がんばリーリエ!」 - SS速報VIP VIPService

このブログについて

 このブログではSS速報VIPなどに掲載されているポケモンSSなどを中心に転載する予定です。転載するSSのジャンルについては、ゲーム系のものを中心に、今後徐々にひろげていく予定ですが、基本的にアダルトジャンルは取り扱いません。

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 よろしくお願いします。